鳥取県・島根県選挙区
鳥取県及び島根県参議院合同選挙区(とっとりけんおよびしまねけんさんぎいんごうどうせんきょく)は、日本の参議院議員通常選挙における選挙区である。参議院一人区の1つ。参議院合同選挙区(合区)の1つ。公職選挙法改正によって、2016年の第24回参議院議員通常選挙から適用されている。
鳥取県・島根県選挙区 | |
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定数 |
2人(改選数・1人) 2018年10月25日現在 |
選出議員 2022年改選 | 青木一彦 |
選出議員 2025年改選 | 舞立昇治 |
有権者数 |
1,027,058人 一票の格差・1.606 倍(福井との比較) (総務省・2021年10月18日現在) |
概要編集
参議院議員通常選挙において議員一人当たりの人口に不均衡が生じている状況(一票の格差)を是正するため、公職選挙法が改正され、鳥取県と島根県、徳島県と高知県の選挙区をそれぞれ合併して新たな選挙区を設ける(いわゆる合区する)ことになった[1]。
東西に長い選挙区となっており、両県の日本海側を山陰本線で行けば320キロを超し、山陽新幹線に例えると新大阪駅から広島駅に近い距離であることが報道されている[2]。
2019年(令和元年)の第25回参議院議員通常選挙は改選前に第23回の島根県選挙区選出の島田三郎が2019年5月に逝去したため、欠員1の状態で改選が行われた[注釈 1]。
地域編集
定数編集
2(改選1)
選出議員編集
選挙回 | 奇数回 | 偶数回 |
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第24回(2016年) | 青木一彦 (自由民主党) | |
第25回(2019年) | 舞立昇治 (自由民主党) |
選挙結果編集
時の内閣:第4次安倍内閣 第1次改造内閣
2019年(令和元年)7月21日執行
当日有権者数:1,048,600人(鳥取:474,342人 島根:574,258人) 最終投票率:52.20%(鳥取:49.98% 島根:54.04%) (全国投票率:48.80%(5.90%))
当落 | 氏名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票 | 得票率 | 推薦・支持 | ||||
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総得票 | 鳥取 | 島根 | 総得票率 | 鳥取 | 島根 | ||||||
当 | 舞立昇治 | 43 | 自由民主党 | 現[注釈 2] | 328,394票 | 156,653票 | 171,741票 | 62.26% | 68.47% | 57.50% | 公明党推薦 |
中林佳子 | 73 | 無所属 | 新 | 167,329票 | 59,764票 | 107,565票 | 31.72% | 26.12% | 36.01% | 日本共産党推薦 | |
黒瀬信明 | 34 | NHKから国民を守る党 | 新 | 31,770票 | 12,375票 | 19,395票 | 6.02% | 5.41% | 6.49% |
- 中林は日本共産党所属であるが、野党統一候補として無所属で立候補した。
時の内閣:第3次安倍内閣 第1次改造内閣
2016年(平成28年)7月10日執行
当日有権者数:1,070,057人(鳥取:483,895人 島根:586,162人) 最終投票率:59.52%(鳥取:56.28% 島根:62.20%) (全国投票率:54.70%(2.09%))
当落 | 氏名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票 | 得票率 | 推薦・支持 | ||||
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総得票 | 鳥取 | 島根 | 総得票率 | 鳥取 | 島根 | ||||||
当 | 青木一彦 | 55 | 自由民主党 | 現[注釈 3] | 387,787票 | 144,727票 | 243,060票 | 62.70% | 55.38% | 68.05% | 公明党推薦 |
福嶋浩彦 | 59 | 無所属 | 新 | 214,917票 | 109,743票 | 105,174票 | 34.75% | 41.99% | 29.45% | 民進党・生活の党と山本太郎となかまたち・日本共産党・社会民主党推薦 | |
国領豊太 | 34 | 幸福実現党 | 新 | 15,791票 | 6,867票 | 8,924票 | 2.55% | 2.63% | 2.50% |