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操作方法は関数型玩具製作所

電気双極子 - Wikipedia

電気双極英語: electric dipole大き等しい正負電荷無限間隔なっ存在する状態ことある正負電荷 ±q 位置 r± とき電気双極位置 δ = r+ r 無限極限として表さその

電磁気
VFPt Solenoid correct2.svg


表される

電気双極による編集

位置 r ある電気双極 p による電荷密度

なる複数電気双極 pi 位置 ri 分布いるとき重ね合わせ原理により

なる

電荷密度 ρ 畳み込み表される

電気双極によるとき

なり双極有限領域分布いるなら境界なくなり

られる

例えば電気双極によるポテンシャル

なる

電気双極モーメント編集

電荷密度 ρ に対して1モーメント

として電気双極モーメント定義れる[1]

電荷密度電荷集まり

考えるとき電気双極モーメント

なる

電荷分布全体として中性ときすなわち

あるとき電気双極モーメント

なり位置 x 依らない一定ベクトルなる 特に電気双極による場合

ある

電気双極モーメント原点付近局在する電荷分布近似する多重展開における近似あり電荷総和ゼロ場合電気双極総和近似れること意味いる

電気双極実体編集

電気双極物理実体として電子原子核束縛状態ある原子原子同士束縛状態ある分子挙げられる 例えば分子酸素原子電子引き付けおり分子形状曲がっいるため酸素原子水素原子正に偏っ電気双極みなすことできるこのよう電場かかっない状態分子もつ電気双極永久双極呼ばれる また原子分子外部電場かけること電荷偏り生じ分極するこのとき電気双極誘起双極いう 外部電場 E に対して誘起れる電気双極

表しとき係数 α 分極呼ぶ

脚注編集

  1. ^ ジャクソン 電磁気 p.205

参考文献編集

  • J.D.ジャクソン電磁気学吉岡書店物理学叢書2002年ISBN 4-8427-0305-9

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