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東北地方 - Wikipedia

東北地方

日本地域

東北地方とうくちほう日本地域ひとつあり本州東北位置いる奥羽地方おううちほういう[2][注釈 2]最大都市仙台ある

東北地方データ
6合計
日本の旗 日本
面積 66,951.97 km2
2013101[1]
推計人口 8,509,402
直近統計[注釈 1]
人口密度 127.1/km2
直近統計[注釈 1]
位置
東北地方の位置

その範囲法律明確定義ないものの[注釈 3]一般青森岩手宮城秋田山形福島6指す[3]これら6本州3面積占める[4]東北地方東日本位置する気象歴史地理など北海道一緒日本れる[5]

地理編集

国際宇宙ステーションから北日本東北地方20151017
面積(S)
岩手 15,279 km2
福島 13,783 km2
秋田 11,612 km2
青森 9,607 km2
山形 9,323 km2
宮城 7,285 km2
合計 66,889 km2
面積(P) P/S
福島 4,218 km2 30.6%
岩手 3,710 km2 24.3%
青森 3,204 km2 33.4%
秋田 3,155 km2 27.2%
宮城 3,130 km2 43.0%
山形 2,850 km2 30.6%
合計 20,267 km2 30.3%
DID面積 DID/P DID/S
宮城 231 km2 7.4% 3.2%
福島 176 km2 4.2% 1.3%
青森 156 km2 4.9% 1.6%
山形 113 km2 4.0% 1.2%
秋田 87 km2 2.8% 0.7%
岩手 86 km2 2.3% 0.6%
合計 849 km2 4.2% 1.3%
人口密度/S 人口密度/P
宮城 325.6/km2 757.7/km2
福島 153.3/km2 500.8/km2
青森 152.0/km2 455.6/km2
山形 131.9/km2 431.5/km2
秋田 100.5/km2 370.0/km2
岩手 91.7/km2 377.8/km2
東北6 145.7/km2 480.7/km2
  • 国土交通省東北運輸による統計P/S面積(S)に対する面積(P)割合DID人口集中地区ことDID/P面積(P)に対するDID割合DID/S面積(S)に対するDID割合

地形編集

東北地方主要地形

プレート理論東北地方北海道とともにアメリカプレート存在東側から太平洋プレート日本海溝潜り込んいるそのため海溝中心地震多くときには東北地方太平洋地震東日本大震災ようマグニチュード9超える規模地震起こることある東北地方中央日本海溝平行南北那須火山走っいるこの火山下北半島恐山山地および南北長く奥羽山脈連なっおりから恐山八甲田山八幡平岩手山栗駒山蔵王連峰吾妻連峰安達太良山那須岳など火山多くある那須火山奥羽山脈十和田湖田沢湖鬼首カルデラ蔵王御釜周辺などカルデラ地形られ火山恩恵ある温泉多いなお猪苗代湖断層ある

日本海ユーラシアプレートアメリカプレート境界南北走っいるため那須火山平行鳥海火山南北走っいるこの火山白神山地出羽山地太平山地朝日山地飯豊山地越後山脈連なっおり岩木山鳥海山月山など美しい稜線持っ火山られる山地接する部分海岸沿い温泉湧いおり眺めながら入浴することできる

太平洋北上山地阿武隈高地あるこれら隆起地形侵食現在老年地形なっなだらか低い山地あるとして高1917m早池峰山ある基本なだらか山地奥羽山脈より日本海比べる積雪少ないためスキー少なく火山ないため温泉少ないただし海底あっ隆起証拠ある鍾乳洞など石灰岩地形多くられる北上山地せり出しいるリアス式海岸三陸海岸石灰岩洗わつくりださ複雑海岸真っ白砂浜られ親潮コバルトブルーコントラスト作り出しいる阿武隈高地太平洋離水海岸なっおりリアス式海岸埋め立てられよう小規模沖積平野小高い山地交互存在ながら延々続く

これら3南北連なる山脈山地北上川阿武隈川雄物川最上川など河川流れ多く盆地平野作り出しいる

気候編集

気候地形による修飾ある大きく日本海沿岸那須火山山麓西側盆地那須火山山麓除く東側盆地太平洋沿岸 4グループ分かれおりそれぞれ異なっ傾向持っいるまたそれぞれグループごと微妙違いある宮城福島太平洋沿岸除い全域豪雪地帯一部特別豪雪地帯ある

日本海沿岸那須火山山麓西側盆地日本海グループ日本海気候なっおり夏季フェーン現象により晴天多く非常高温なることある山形40.8記録しかし昼間高温割り夜間気温下がっ過ごし易い冬季日照時間少なく豪雪地帯なっいるところ多い特に奥羽山脈西側盆地降雪多い

太平洋那須火山山麓除く東側盆地太平洋気候内陸気候併せ持つ夏季フェーン現象により高温なる太平洋沿岸地域よう曇天気温低い両方ある冬季寒気北風西風など要因強い日本海よう降る場合ある一方太平洋沿岸地域よう晴天なる多い

太平洋沿岸太平洋気候海洋気候併せ持つ夏季北部中部通常曇天気温上がらやま流入により低温悪天候冷夏なるある南部福島通り夏季太平洋高気圧影響入り易く高温晴天多い中部南部冬季積雪少なく晴れ空気乾燥する

都市 平年

都市 降雪累計 最深積雪 1平年
日照時間 降水 隔差 平均気温 最高気温 最低気温
札幌 630 cm 101 cm 97.2 時間 17.9 6.8℃ -4.1℃ -0.9℃ -7.7℃
深浦 385 cm 44 cm 31.3 時間 18.1 4.7℃ -0.4℃ 2.0 -2.7℃
秋田 409 cm 41 cm 44.6 時間 20.6 5.4 0.0 2.7℃ -2.7℃
酒田 375 cm 37 cm 39.9 時間 22.7 5.4 1.5 4.1℃ -1.3℃
青森 774 cm 114 cm 56.7 時間 22.1 5.8℃ -1.4℃ 1.5℃ -4.3℃
新庄 878 cm 126 cm 43.1 時間 23.8 5.8℃ -1.2℃ 1.4℃ -4.4℃
山形 491 cm 50 cm 89.6 時間 15.2 6.6℃ -0.5℃ 3.0℃ -3.6℃
若松 537 cm 58 cm 80.9 時間 14.8 6.4℃ -0.7℃ 2.6℃ -3.8℃
むつ 564 cm 70 cm 77.0 時間 17.7 6.8℃ -1.6℃ 1.4℃ -5.4℃
盛岡 351 cm 36 cm 124.0 時間 9.7 7.6℃ -2.1℃ 1.7℃ -5.9℃
福島 235 cm 26 cm 136.6 時間 7.9 7.5 1.4 5.4℃ -2.1℃
白河 173 cm 21 cm 160.9 時間 4.8 8.6 0.2 4.6℃ -4.0
318 cm 33 cm 134.5 時間 6.9 7.0℃ -1.2℃ 2.5℃ -4.5℃
宮古 186 cm 32 cm 163.6 時間 4.6 8.8 0.2 4.8℃ -4.0
大船渡 77 cm 13 cm 148.6 時間 5.2 7.3 0.7 4.4℃ -2.9℃
石巻 56 cm 17 cm 167.6 時間 4.3 7.2 0.5 4.4℃ -2.8℃
仙台 90 cm 17 cm 151.3 時間 5.5 7.2 1.5 5.2℃ -2.0
小名浜 14 cm 6 cm 189.6 時間 4.1 9.1 3.6 8.2℃ -0.9℃
東京 13 cm 7 cm 180.5 時間 4.6 7.8 5.8 9.8 2.1

日本海沿岸那須火山山麓西側那須火山山麓除く東側太平洋沿岸 4グループ色分けある

降雪累計気象庁統計データ いう降雪合計ことごと降雪シーズン全体合計平年
最深積雪降る最も多い積雪平年
降水日数1mm以上降水観測れる日数平年
隔差1平均最高気温平均最低気温1寒暖平年

都市 8 平年

都市 平均気温 最高気温 最低気温 隔差 日照時間 降水
札幌 22.0 26.1 18.5 7.6 173.5 時間 137.3 mm
深浦 23.1 26.8 19.9 6.9 185.9 時間 157.4 mm
秋田 24.5 28.8 20.9 7.9 200.4 時間 181.9 mm
酒田 24.9 29.1 21.0 8.1 211.6 時間 175.8 mm
青森 23.0 27.6 19.3 8.3 190.8 時間 129.3 mm
新庄 23.9 28.9 19.8 9.1 177.5 時間 174.5 mm
山形 24.6 30.2 20.3 9.9 184.7 時間 148.8 mm
若松 24.8 30.4 20.3 10.1 199.5 時間 131.0 mm
むつ 21.7 25.7 18.2 7.5 152.8 時間 140.4 mm
盛岡 23.2 28.1 19.2 8.9 158.8 時間 177.8 mm
福島 25.2 30.2 21.5 8.7 159.7 時間 144.3 mm
白河 23.3 28.1 19.7 8.4 154.0 時間 228.2 mm
八戸 22.3 26.5 19.1 7.4 173.3 時間 139.8 mm
宮古 22.2 26.4 19.1 7.3 165.2 時間 180.8 mm
大船渡 23.0 26.9 19.8 7.1 161.5 時間 198.6 mm
石巻 23.5 26.9 20.8 6.1 178.1 時間 127.0 mm
仙台 24.1 27.9 21.2 6.7 155.4 時間 174.2 mm
小名浜 23.9 27.3 18.5 8.8 193.9 時間 141.7 mm
東京 27.1 30.8 24.2 6.6 177.5 時間 155.1 mm

日本海沿岸那須火山山麓西側那須火山山麓除く東側太平洋沿岸 4グループ色分けある

隔差8平均最高気温平均最低気温1平年

地域編集

東北地方区分編集

古代東北地方において1多賀城設置早くから畿内本拠地置く政権勢力及ん東北畿内政権影響弱く俘囚奥州藤原本拠なっ東北といった古代から南北区分2陸奥内陸政治勢力地盤出羽沿岸経済勢力地盤境界あっ奥羽山脈による東西区分意味変えながら現代東北地方区分状況なっいる

ただし文化戦国時代大名支配江戸時代による区分影響残しおりまた新幹線高速道路空港から遠い三陸沿岸下北半島少なくとも意識都市から独立独自地域形成いる

太平洋日本海編集

東北地方太平洋日本海2区分れることある両者境界那須火山ある恐山奥羽山脈または中央分水嶺[7] による飛岬津軽半島奥羽山脈するなどある

この分類気候 による区分よく用いられ日本海脊梁山脈ある奥羽山脈西側あるため特に日本海盆地国道121国道13国道105沿線降雪多く日本海沿岸国道7沿線強い地域ある一方太平洋奥羽山脈東側あり太平洋盆地国道4沿線内陸気候ある降雪奥羽山脈西側ほど多くなく太平洋沿岸国道6国道45沿線晴れ多くめった降らない気候日本海沿岸フェーン現象ため晴天気温上昇易い太平洋沿岸やま影響気温低いある

また海流太平洋親潮黒潮日本海対馬海流リマン海流影響受けるため海運 でも太平洋日本海区分する近代において太平洋荒く航海危険あるため日本海比較海運活発なかっ現在動力積ん大型時代ありまた太平洋ベルト近い利点から太平洋海運活発ある

陸奥出羽編集

  • 内陸沿岸

陸奥国府仙台平野多賀城置か出羽国府庄内平野酒田置か解るよう陸奥内陸出羽沿岸傾向られる

陸奥盆地太平洋沿岸沿岸平野いわき周辺特徴海岸四倉相馬周辺特徴海岸松川浦仙台平野特徴海岸松島八戸周辺特徴海岸蕪島乏しく荒く海流強いため陸上交通による関東地方関わり深い内陸あっみちのく

一方出羽日本海沿岸沿岸庄内平野秋田平野能代平野津軽平野内陸つながる沿岸平野ほぼ均等間隔存在北前代表れるよう古代から明治時代まで海運による近畿地方関わり深い沿岸あっ越後ある地域

江戸時代おおむね日本海沿岸地域遣い太平洋沿岸地域金遣いありその境界おおよそ下北半島あっ

  • 分割

戊辰戦争終結直後明治元年旧暦1271869119陸奥分割陸奥 (1869-)中国陸前岩代磐城設置同じく出羽羽前羽後分割羽前総称として陸奥陸中陸前総称として三陸という地域使われることある

北東南東編集

東北地方主要都市東北新幹線山形新幹線秋田新幹線通っいるまた東北地方内陸南北貫く東北自動車太平洋日本海結ぶ高速道路いくつ整備運行本数少なく割高在来より安価速く便利移動できる高速バス都市運行れるようなっするそれまで空路東京つながっバラバラだっ主要都市関係新幹線によるつながり高速道路高速バスによるつながりによって編成れることなっ

東北県知事政治主導連合枠組みつくら元々地理距離ありうち青森秋田場合陸路東京から所要時間長いため新幹線開通空路から陸路旅客シフト劇的起きなかっその結果新幹線結節ある盛岡中心相互交流高速バス低廉頻度などあまり発生なかっ

一方南東において県庁所在地中心都市元々近接ことあり仙台経済結び付き強い地域仙台経済形成いる南東仙台山形福島ある中枢東北中枢広域都市という名称協議結成人口334抱える大都市行政行っいる連合経済追い形成いる

周辺地方関係編集

青森下北半島など地方青函トンネル津軽海峡フェリー青函フェリーを通じて函館など北海道地方繋がり深い青森函館青函都市構想練らいる

福島中通り栃木隣接おり自家用車による交流盛ん鉄道介し繋がり浅い東北新幹線#概要山形新幹線#需要秋田新幹線#需要ただし那須温泉郷日光など観光観光需要大きく東北地方栃木タウン情報TJN加盟9毎号見開き2共通誌面作っいる

定義名称編集

この地方名称歴史変遷いるまず古代畿内から始まる海道東海道山道東山各々あることからみちおくみちのく地方南部南東みちおくくに設置設置れる両者から1ずつ取っ奥羽奥羽両国奥羽呼ばまた両者一括実効支配敷い奥州藤原奥州探題などから単に 奥州ともいわ

東北称する文献江戸時代天保以降幕末なっから散見れるようなりこの場合東北称するある地方として東北公的史料れる慶応4(1868佐竹秋田下賜れるただしこの場合東北畿七東北3東海道東山北陸すなわち天皇在所ある畿内からあるいは北東ある全て地域指しおり西南4山陰山陽南海西海対比れる[8]または東国北陸合成考えられるなお奥羽および現在東北地方位置いる

明治元年127西暦1869119奥羽列藩同盟に対する戊辰戦争戦後処理一環として陸奥5分磐城岩代出羽2分れるまたは三陸呼称生まれこの場合現在福島全域宮城南端相当する磐城岩代2除い残り付く5地域指し奥羽指し示す領域異なっいる分割見ることできるため混同使用れるられる明治前半奥羽両国明治元年成立から奥羽7東北7あるいは新設から東北6言われるようなる

廃藩置県実施全国政府直轄なる地方から北海道切り離さ仙台宮城仙台宮城仙台国家出先機関など置かいっこれら管轄範囲公的奥羽呼ばれる一方在野民権奥羽羽越あるいは奥羽および北海道範囲指す美称として東北西南対比用いるようなっ[8]明治後半なる民間でも奥羽範囲東北呼ぶ通例なり公的東北用いられるようなっ[8]

結果東北日本地域唯一民間由来地方として定着[8]明治以降135以上渡っ東北地方主要企業国家出先機関大学など名称多く用いられそのため現在雅称奥羽より美称東北地方呼称として一般ある

東北電力東北7編集

かつて東北6より多く地域含まことあり1888行わ東北対象自由民権運動集会新潟長野富山石川福井参加[9]現在でも法的経済新潟東北地方区分れる場合あるそれ明治時代から始まっ水力発電関係強い当地電源開発重要地域1阿賀野只見川あるこれ新潟下越地方福島会津地方地域とも分水嶺ある奥羽山脈西側流域おり電力において下越地方会津地方不可分あっこのため東北7供給範囲する電力会社として戦中1942昭和17配電統制により東北配電株式会社設立

戦後占領なる進駐軍により東北7くくり統治行わ[10]1950昭和25電気事業編成により東北電力設立1952昭和27サンフランシスコ講和条約発効なる東北7対象範囲する地域開発法律つくら

新潟含め7東北地方定義する法律戦後
  1. 北海道東北開発公庫1956 - 1999
    中央省庁再編あわせ北海道東北開発公庫解散日本政策投資銀行継承
  2. 東北開発株式会社1957 - 1986
    1986東北開発株式会社特殊会社民営その後三菱マテリアル合併
  3. 東北開発促進1957 - 2005
    国土総合開発改正伴い地方開発促進とともに廃止
  4. 地方行政連絡会議1965 -
13まとめ東北ということある

昭和30年後半から始まる全国総合開発計画国土形成計画これら法律則っ東北7って東北地方いる200741から施行国土形成計画施行[11] 以降東北称すまた北海道東北7北海道東北地方知事会開催いる

経済においてこれら法律東北7枠組みしたがっ東北経済連合構成関連する連携シンクタンク現在名称東北開発研究センター研究開発機構東北インテリジェントコスモス構想など地域ベンチャーキャピタル地域投資ファンド観光事業[12] など新潟含まいる

東北経済連合東京より本社置く企業最大ある東北電力リーダーシップとっおりその経済背景同社提供ブロックネットローカル番組複数制作東北7番組東北6新潟という放送たり同社関係東北7地方連携企画掲載たりいる河北新報#紙面参照

以上よう東北電力関連経済政策において東北7って東北地方するられる電力関連以外東北6一般あり仙台立地する機関新潟管轄東北7する限定ある東北研究河西その理由として東北地方凶作見舞わ対照新潟大陸航路拠点として開発進んこと原因いる[9]新潟明治初期において日本最も人口多い道府県あり都道府県人口一覧1940統計新潟1工業生産南東3合計ほぼ同じあるなど経済背景異なるそのため新潟東北地方区分する場合東北地方呼称用い東北7東北6新潟東北地方新潟東北など言っ区別する多い新潟#地理地域

新潟県庁所在地ある新潟東北地域結ぶ陸上交通1914磐越西線1924羽越本線1997自動車全通関東方面長野北陸方面向かう交通比べる高速進んないうえ新潟空港から東北地方定期航空路線存在ない仙台空港-新潟空港定期航空便長らく休止路線なっいる特に岩手アクセス高速道路除くほぼ皆無ある

歴史編集

畿内政権律令制中央集権体制出羽北陸ある沿岸到達でき畿内近い陸奥東山徒歩行くためみちおくみちのくすなわち内陸見なさそのため現在よう測量地図なかっ時代出羽日本海沿岸政治勢力版図陸奥本州奥地政治勢力版図その境界在地政治勢力盛衰したがっ変化必ずしも奥羽山脈きれい東西分かれわけない蝦夷俘囚勢力後退鎌倉時代以降政権ある鎌倉から陸奥近くなりまた鎌倉出羽繋がりもてなかっため沿岸として意味合い薄れ奥羽両国一括奥州するようなっ

奥州東北地方近畿地方政権政権室町幕府豊臣政権支配時代政権所在地から遠いため独立政治勢力生まれしかし関東地方政権鎌倉幕府江戸幕府明治政府近いため政権従属傾向強くなる明治以降北海道東京移住知識ある武士階級大量失い野蒜築港台風ため2閉港なっため開港近くない唯一地方なっ資本主義経済乗り遅れまた地租改正行わ明治初期まで地方比べ貨幣経済浸透遅れおり国内市場として重要低かっ

現在人口増え高速道路整備進んため東北地方における陸上交通再編経済形成進んいる一方人口仙台都市集中その他地域過疎進んいる

先史編集

旧石器時代編集

旧石器時代影響受け現在より寒冷あっそのため当時海岸現在より沖合いあり現在海底沈んいるため海岸生活についてほとんどわかっない内陸生活について東北地方富沢遺跡遺跡などわかるいくつ前期旧石器時代遺跡石器捏造事件によって研究振り出し戻っしまっため現在検証作業ある

縄文時代編集

縄文時代気候温暖東北地方縄文中期現在より暖かかっ考えられいる当時採集狩猟漁労中心生活西日本より東日本生活適しおり東北地方関東地方中央高地とともに縄文時代遺跡高密度分布する地域として知られる最も人口密度低かっ近畿地方中国地方四国地方比べ人口密度最も高かっ関東30以上東北510程度住んられいるそのため1440続い巨大集落ある丸山遺跡など存在栽培など原始縄文農耕始まり関東中央高地などと共に縄文文化中心担っ

縄文文化縄文後期寒冷により衰退縄文末期大陸から水田稲作伝来北部九州畿内など西日本中心弥生文化発達する東北において比較的早い時期弥生文化伝播おり水田稲作弥生前期伝来考えられいる一般紀元前後られる弥生中期後半前後まで水稲農耕完全受容いえ北部において縄文文化あっする見方ある[注釈 4]また南部において稲作放棄縄文文化南下られる

古墳時代編集

古墳時代畿内から古墳文化到達東北地方古墳造ら古墳集中いる地域仙台平野会津地方山形内陸など東北地方南部なっいるまた奈良盆地起源あるられる前方後円墳造らヤマト王権交流すで始まっ考えられいる東北地方最大前方後円墳宮城名取ある雷神山古墳ある宮城北部秋田以北山形庄内地方含まれるするある末期古墳分布する[注釈 5]なお東北北部青森縄文文化持続古墳小規模終末古墳限らいる

古代編集

大和時代編集

古代入るヤマト王権奥羽地域東北地方新潟勢力関係古墳時代まで緩い地域連合レベルから徐々に中央集権地方という関係移行いく

畿内政権から古代東北地方新潟米山峠以東中越地方下越地方佐渡征服あり畿内政権服従ない民族蝦夷えみし住んいる蝦夷住ん範囲諸説ある以降古代から中世にかけて畿内政権征服戦争東北地方特に独立独立動き蝦夷衝突東北地方歴史作らいっ

飛鳥時代編集

7世紀中期後期天皇中心強力官僚志向れるようなるそれまで地方豪族国造として独自支配地方分権体制から中央集権体制国家体制大きく変化

この流れ7世紀半ば太平洋現在福島から宮城中部辺りまで山形南部置賜中部最上畿内政権服従常陸から分離れるみちのく陸奥設置 この地域古墳時代前方後円墳幾つ造ら地域ある7世紀宮城県内平定

日本海すでに新潟上越地方頸城まで征服ヤマト王権こしくに連合呼ばれる前線基地築きながら北進する まず大化3647渟足現在新潟中心 さらに大化4648現在岩船村上辺り設置日本海沿岸次々組み入れいっ 明天4658なる国守あっ阿倍比羅夫180軍船率いさらに日本海沿岸北上鰐田ぎた現在秋田周辺?から津軽地方到っ日本書紀これ蝦夷征討武装交易船団定説ない少なくともこの阿倍水軍明天4658 - 明天66603来航交易帰っいる その後畿内政権同盟関係あっ侵攻受けため阿倍水軍その戦列加わり東北日本海遠征中断

律令制整備進み中央集権国家として確立くるさらに地方支配体制整備進ん朝廷北進庄内地方達し現在酒田最上川河口辺り出羽設置 こしくに越前中国越後3ヶ国分割れる和銅元年9287081114庄内地方出羽設置越後組み入れられこの出羽和銅59237121027越後から分立出羽なり陸奥から置賜最上譲ら沿岸だっ出羽内陸得る国府現在酒田北東ある城輪遺跡設置考えられいる

奈良時代編集

養老4720発生蝦夷反乱将軍多治比縣守により鎮圧養老8/元年724東北太平洋多賀城築か南東朝廷支配体制完全組み込ま さらに北進朝廷天平5733出羽秋田高清水岡現在秋田移しただし現在秋田領域沿岸のみ支配入っだけ内陸やや緩い支配だっ 737天平9大野東により多賀城から出羽連絡通路開削

東北北上山地太平洋隔絶多賀城から離れいる現在岩手県北上川流域高見および秋田横手盆地など蝦夷勢力として残りその後朝廷多賀城抗争続いいく

宝亀11780天皇呰麻反乱起こし多賀城奪っ

平安時代編集

平安時代桓武天皇3渡る蝦夷平定行い坂上田村麻呂征夷大将軍なっ蝦夷アテルイ戦っ勝利胆沢築い敗れ蝦夷朝廷服従誓っ俘囚なり一部日本各地集団強制移住られ

朝廷支配確立する関東地方北陸地方から多数入植入り東北地方内地進ん俘囚から安倍勢力伸ばし本拠地現在青森東部から亘理伊具現在宮城南部いたる広大地域影響持っ[13]頼義対立滅ぼさその後清原勢力張っこれ義家滅ぼさこのを通じてそれまで陸奥出羽認識地域まとめする認識生じする見解ある[14]日本呼ばうち東北広大領域僅か2カ国しか設置ないという不均衡状態実に明治維新まで長き及ぶこれ政権武家移行制度完全形骸ためあり東北人口密度生産ずっと低かっわけない太閤検地既に陸奥他国平均6以上出羽2程度石高なっいる

中世編集

平安時代末期編集

平安時代末期から中世初期北上川流域中心として奥州藤原栄え平泉平安京次ぐ日本都市なるまで発展する奥州藤原陸奥出羽両国摂関荘園租税徴すること財力蓄えられる[15]しか源義経匿っ鎌倉政権より軍事攻撃受け頼朝によって滅ぼさ

鎌倉時代編集

その後坂東出身中心する武士多く配置れるとともに北条所領広く設定一部津軽地方安東よう在地領主られる豪族勢力維持 安東北条宗家から蝦夷代官任命東北から北海道支配いわいる 安東本拠地交易栄え日本有数都市なっしかし室町時代安東南部抗争により津軽追わ秋田地方移り繁栄失わしまう

室町時代編集

南北時代

鎌倉幕府滅亡後醍醐天皇新政奥州平定ため北畠顕家派遣陸奥国府支配 南北時代入る南朝北畠顕家北畠顕信北朝石塔畠山斯波激しく争い最終北朝斯波奥州管領として勝利 その後斯波奥羽両国勢力扶植する次第に衰退ため関東統治鎌倉統合 鎌倉統治能力強化ため奥州南部篠川公方稲村公方配置する室町幕府鎌倉対立斯波大崎最上室町幕府から奥州探題探題補任れるさらに有力国人鎌倉対立するため室町幕府直属京都扶持なる多くられ

戦国時代編集

戦国時代山形最上伊達伊達秋田秋田南部会津若松など割拠

近世編集

安土桃山時代編集

関ヶ原戦い常陸水戸佐竹安東後裔秋田入れ替わり秋田 特に伊達戦国末期急速勢力拡大奥羽半分影響置い

なお出羽内陸奥羽山脈西側連なるいくつ盆地盆地中心する領域支配確立東北地方戦国時代主役担っそれ職業歩兵軍人ある足軽分離なかっ戦国初期において組織できる兵力限界あり盆地程度領国支配適しため出羽国内陸部盆地勢力陸奥領域積極攻勢

江戸時代編集

近世江戸時代有力大名として上越から会津若松さらに米沢移っ上杉保科正之する会津松平米沢から仙台移っ伊達水戸から秋田移っ佐竹盛岡南部などある山形最上お家騒動改易近江旗本なる

江戸時代後期地球気象変動などにより飢饉頻発するようなり天明飢饉至っ10以上餓死疫病出るだけなく住民多く無宿なり江戸流入する事態なっそのよう財政再建行っ飢饉米沢上杉鷹山など有っものの気象予報難しなど阻ま全体状況好転天保飢饉東北地方多く死者出し

江戸幕府大政奉還行っ幕末慶応4/明治元年1868北陸地方東部北越戦争から続く会津戦争など戊辰戦争舞台なり東北北陸東部奥羽列藩同盟呼ばれる軍事同盟結ん政府より守ろしかし戦い敗れしまっため同盟参加いずれ所領大幅減らされる処罰受け経済壊滅同然まで追い詰められそうした状況俸禄支払い困難なっ家臣武士階級知識階級など北海道移住札幌など都市開拓北海道歴史遺す相次い政府につき奥羽列藩同盟離脱秋田弘前などまた戊辰戦争多く犠牲払い莫大出費ため困窮避けられ同様北海道多く移住出し一方庄内最後まで幕府として戦っものの西郷隆盛意向あり比較的軽い処分済んおり[注釈 6]米沢また維新積極政府協力すること軽い処分なっ[注釈 7]

近代編集

明治時代編集

明治元年1271869119戊辰戦争敗け奥羽列藩同盟に対する処分行わ同日陸奥磐城岩代陸前陸中陸奥出羽羽前羽後分割この分割によりでき陸前陸中陸奥三陸呼ばリアス式海岸三陸海岸世界大漁ひとつ三陸など用いられいる明治47141871829廃藩置県など現在東北6作ら

この時期戊辰戦争勝利によって明治政府その権力基盤確立体制則っ伝統社会秩序その権威完全失っまた西南比べもともと経済基盤弱かっことあり秩禄処分によって経済困窮追い込ま各地領主家臣窮余として北海道移住帰農広く行わまた東北地方専売制度により収入図る多かっため土地産物そのままとして支払い求められる多く農民など庶民産物現金できるシステムとして市場存在ない等しかっしかし明治維新市場存在する地方同様現金払うよう政府から命ぜられため産物現金不慣れ人々相次い破産するなど地域全体規模経済混乱陥っ

明治時代入り富国強兵殖産興業日本各地本格時代迎え郡山盆地における安積疏水宮城野蒜築港東北帝国大学設置岩手釜石製鉄など例外除き東北地方政府による規模投資開発られなかっ 野蒜築港台風によって破壊修復代わり建設鉄道うち最初敷設東北本線官営による国家計画として行わなかっ[注釈 8]

大蔵松方正義による松方デフレ農産物価格下落もたらし全国小作農比率上昇小作農全国平均38%47%その影響によって全国富裕による地主所有寡占進みまた産業生糸産業造船など進ん関東都市など経済好調なっ一方常磐炭田周辺など除き工業遅れ東北地方なる経済ダメージ蒙ることなっ そのため多く女工各種労働として都市など働きざるなかっ

さらに戦争顕著なっ日本対外進出指向日本内地開発軽視つながり地方近代遅らせる結果招い 特に1910明治43韓国併合朝鮮半島から廉価流入ため米価低下招き東北地方にとって大きな痛手なっ

昭和時代編集

昭和なっから農家次男三男など中心満州など移民活発 1930昭和5昭和東北大凶作発生身売り欠食児童続出事件起こす要因一つなっ

現代編集

戦後編集

世界大戦農地改革により従来封建地主小作関係過去ものなっ東北地方ようやく工業進み始めその生活水準顕著向上見せ一方投資進む太平洋ベルト地域著しい発展取り残さ経済より目立つともなっ 高度経済成長時代入っそれ変わることなくインフラ整備遅れ東京方面出稼ぎ集団就職などによる人材流出それ伴う深刻過疎東北仙台集中といった新た問題認識れるようなっ

方言編集

東北地方方言いわゆる東北方言東日本方言区分いる太平洋関東方言特に関東方言共通多くられるほか日本海近世北前交易による関西方言影響られるアクセント太平洋南部宮城南部山形内陸福島アクセント南部日本海から北部大半にかけて分布する奥羽アクセント外輪東京アクセント三陸海岸北部外輪東京アクセント大きく分かれる[17]

かつて聞き取りにくい理解にくい方言代表として鹿児島とともに挙げられること多く地方比べ開発遅れことあり暗いイメージ否定印象持たれることあっ現代において温かい人情素朴象徴する肯定見方生まれしかし方言話者自身にとって勝手イメージ付け過ぎない従来否定評価何ら変わら必ずしも好意受け取られる限らない現代東北地方若い世代共通進んいる一方従来古いイメージ最初から囚われない増えいる

なお一般東北思わいる特徴として

  • 混同母音いわゆるズーズー
  • 混同
  • そうだべだろなど語尾後者関東方言特徴ある
  • めんこい可愛いなど語彙

などあるしかしこれら特徴当てはまる方言当てはまらない方言それぞれ存在する

東北地方以外東北方言聞ける場所代表としてかつて上野厳密JR東日本国鉄上野特に長距離列車多く発着地上ホームよくいわ実際石川啄木短歌高度成長望郷もの流行登場東北新幹線東京乗り入れ1991などによって上野東北地方結びつき劇的弱まりすでに過去イメージなりつつある

人口編集

東北地方人口推移(国勢調査)

東北地方全体として人口動向みる戦後自然ベビーブーム中心人口時代なり1960東北地方全体970達し1960年代高度経済成長時代京浜方面集団就職たり出稼ぎたりするようなり民族移動人口社会時代入るこの流れ1970初頭まで続きベビーブームによる大幅自然あっ関わら1970924まで人口減っその後ニクソンショックオイルショックによって成長時代入っ東京流出減少東北地方再び人口時代入るベビーブーム終了900越える市場産業産業転換により地方中核都市社会起き日本全体長寿死亡低下手伝っ堅調人口増え続けバブル景気一時東京から転入超過[18] なり20世紀985達し21世紀入り東北地方全体景気低迷高度情報金融東京集中ため人口再び社会による減少転じいる今後長寿限界団塊世代高齢による死亡増加及び少子化影響自然なり人口引き続き減少いくられいる[19]

 : 以下統計順位全国順位人口単位

主要都市編集

東北地方都市
順位 都市雇用 人口
8 仙台都市 1,612,499
39 山都 554,662
40 山形都市 534,571
46 盛岡都市 470,414
47 福島都市 451,044
51 秋田都市 397,801
55 いわき都市 350,237
60 都市 324,451
63 青森都市 310,640
65 弘前都市 291,789
81 会津若松都市 223,807
88 大崎都市 205,925
順位 都市雇用 人口
93 石巻都市 193,051
94 北上都市 191,213
- 横手都市 156,739
- 米沢都市 157,871
- 白河都市 147,080
- 酒田都市 142,117
- 鶴岡都市 137,380
- 奥州都市 135,317
- 大仙都市 130,585
- 一関都市 129,451
- 五所川原都市 113,076
- 由利本荘都市 105,251
県庁所在地中心する都市

人口編集

全国順位 人口
15 宮城 2,348,165
18 福島 2,029,064
31 青森 1,373,339
32 岩手 1,330,147
35 山形 1,168,924
38 秋田 1,085,997
東北地方 9,335,636
128,057,352

2010国勢調査確定

主要都市編集

主要都市人口


都道

法定人口
推計人口
増減
(%)
種別
推計人口
統計年月日
11 宮城 仙台 1,082,159 1,096,993 +1.37 政令指定都市 2021121
59 福島 いわき 350,237 328,999 -6.06 中核 2021121
66 福島 郡山 335,444 325,940 -2.83 中核 2021121
68 秋田 秋田 315,814 305,235 -3.35 中核 2021121
72 岩手 盛岡 297,631 288,055 -3.22 中核 2021121
73 福島 福島 294,247 280,329 -4.73 中核 2021121
75 青森 青森 287,648 271,776 -5.52 中核 2021111
90 山形 山形 253,832 246,211 -3.00 中核 2021111
99 青森 八戸 231,257 221,096 -4.39 中核 2021111
130 青森 弘前 177,411 166,317 -6.25 2021111
165 宮城 石巻 147,214 137,805 -6.39 2021121
189 宮城 大崎 133,391 125,806 -5.69 2021121
194 山形 鶴岡 129,652 120,563 -7.01 2021111
203 福島 会津若松 124,062 115,868 -6.60 2021121
210 岩手 一関 129,652 109,891 -15.24 2021121
216 岩手 奥州 119,422 111,321 -6.78 2021121
251 山形 酒田 106,244 98,852 -6.96 2021111
269 岩手 花巻 97,702 92,164 -5.67 2021121
279 岩手 北上 93,511 93,198 -0.33 2021121
283 秋田 横手 92,197 83,777 -9.13 2021121
東北地方6主要都市掲載する
東北地方主要都市

Night view from Mukaiyama.JPG
仙台
View of Iwaki station in Iwaki city - panoramio 78.jpg
いわき

# 都市 人口 # 都市 人口

郡山市中心市街地.JPG
郡山
View from Kubota Castle 20170330.jpg
秋田

1 仙台 宮城県の旗 宮城 1096993人 11 石巻 宮城県の旗 宮城 137805
2 いわき 福島県の旗 福島 328999人 12 大崎 宮城県の旗 宮城 125806
3 郡山 福島県の旗 福島 325940人 13 鶴岡 山形県の旗 山形 120563
4 秋田 秋田県の旗 秋田 305235人 14 会津若松 福島県の旗 福島 115868
5 盛岡 岩手県の旗 岩手 288055人 15 奥州 岩手県の旗 岩手 111321
6 福島 福島県の旗 福島 280329人 16 一関 岩手県の旗 岩手 109891
7 青森 青森県の旗 青森 271776人 17 酒田 山形県の旗 山形 98852
8 山形 山形県の旗 山形 246211人 18 花巻 岩手県の旗 岩手 92164
9 八戸 青森県の旗 青森 221096人 19 北上 岩手県の旗 岩手 93198
10 弘前 青森県の旗 青森 166317人 20 横手 秋田県の旗 秋田 83777

明治時代19世紀東北地方人口 順位全国順位

順位 人口
17 福島 913,800
27 山形 742,600
28 宮城 735,100
31 秋田 684,300
36 岩手 655,400
41 青森 527,600
東北地方 4,258,800
39,626,600

1888明治21[20]

順位 市町村 人口 順位 市町村 人口
8 仙台 90,231 54 若松 21,584
26 盛岡 31,153 56 酒田 20,918
29 弘前 30,487 60 鶴岡 19,562
32 米沢 29,591 62 青森 19,484
33 秋田 29,568 78 石巻 16,974
35 山形 29,019 81 福島 16,629
※1889年(明治22年)市制施行年 『明治大正国勢総覧』
※「」:元城下町。色なし:港町

19世紀産業中心農業あっため稲作適し南東北の方人口多くまた緯度夏季高温フェーン現象収量安定いる日本海山形秋田やま影響収量不安定太平洋宮城岩手より人口上回っいるこの時期まだ都市進展なかっため江戸時代経済名残り城下町港町都市として地位あっ

現在都市進んおり東北地方全体都市人口75%人口順位DID面積順位東北地方#地理ほぼ一致する

なお東日本大震災以降福島原子力発電事故影響一時郡山いわき人口1000規模減少一方内陸被害ほとんど無かっ仙台被害皆無だっ盛岡津波被災地域から転入人口1000規模増加

年齢構成編集

年齢5階級人口
200410現在推計人口
総計 [単位 ]

年齢 人口
0 - 4 G30.pngG10.pngG05.pngG03.png 414
5 - 9 G50.pngG03.png 453
10 - 14 G50.pngG05.png 478
15 - 19 G50.pngG10.pngG03.png 540
20 - 24 G50.pngG10.pngG05.png 559
25 - 29 G50.pngG10.pngG05.pngG03.png 586
30 - 34 G50.pngG10.pngG10.pngG01.pngG01.png 617
35 - 39 G50.pngG10.pngG05.pngG01.png 568
40 - 44 G50.pngG10.pngG10.png 600
45 - 49 G50.pngG10.pngG10.pngG05.pngG01.pngG01.png 659
50 - 54 G50.pngG30.pngG05.pngG03.pngG01.png 765
55 - 59 G50.pngG10.pngG10.pngG05.pngG03.pngG01.png 682
60 - 64 G50.pngG10.pngG10.pngG01.png 607
65 - 69 G50.pngG10.pngG05.pngG03.pngG01.png 594
70 - 74 G50.pngG10.pngG05.pngG01.pngG01.png 579
75 - 79 G50.pngG05.pngG01.png 479
80以上 G50.pngG10.pngG01.png 526

年齢5階級人口
200410現在推計人口
男女 [単位 ]

年齢
212 G10.pngG10.pngG03.pngG01.png 0 - 4 R10.pngR10.pngR03.png 202
231 G10.pngG10.pngG05.pngG01.pngG01.png 5 - 9 R10.pngR10.pngR05.png 222
243 G10.pngG10.pngG05.pngG03.png 10 - 14 R10.pngR10.pngR05.pngR01.pngR01.png 235
276 G30.pngG01.pngG01.png 15 - 19 R30.png 264
287 G30.pngG03.png 20 - 24 R30.pngR01.png 272
300 G30.pngG05.png 25 - 29 R30.pngR03.png 286
311 G30.pngG05.pngG01.png 30 - 34 R30.pngR05.png 306
283 G30.pngG03.png 35 - 39 R30.pngR03.png 285
299 G30.pngG03.pngG01.png 40 - 44 R30.pngR05.png 301
330 G30.pngG05.pngG03.png 45 - 49 R30.pngR05.pngR03.png 329
384 G30.pngG10.pngG03.pngG01.png 50 - 54 R30.pngR10.pngR03.pngR01.png 381
341 G30.pngG05.pngG03.pngG01.png 55 - 59 R30.pngR05.pngR03.pngR01.png 341
288 G30.pngG03.png 60 - 64 R30.pngR05.pngR01.pngR01.png 319
269 G30.pngG01.png 65 - 69 R30.pngR05.pngR03.png 325
254 G10.pngG10.pngG05.pngG03.pngG01.png 70 - 74 R30.pngR05.pngR03.png 325
197 G10.pngG10.pngG03.png 75 - 79 R30.pngR01.pngR01.png 282
166 G10.pngG05.pngG03.pngG01.png 80以上 R30.pngR10.pngR01.pngR01.png 360


交通編集

東北地方白河から本州最北端大間崎までなり630km以上あり東京から姫路道のりより距離あるそのため東北地方陸上交通東京まで到達時間短縮重視街道鉄道道路整備まず南北結ぶ交通整備また太平洋交通整備進み日本海について概してその後整備以下主要路線距離5km概数東北地方都市間隔近い太平洋ベルト都市示す

現在南北陸上交通において東北新幹線東北自動車により関東地方連結旅客新幹線優位立っいる東京到達時間短縮ため高速交通機関発達一方東北地方旅客移動活性特に太平洋距離関わら南北都市交流盛んなっいるまた本州ターミナルある青森津軽海峡挟ん北海道青函トンネル開通都市関係深まっいる以前青森函館青函連絡運航トンネル開通フェリー航路設定東北道八戸連動トラック流通対応いるなお近年南東東京都市ツアーバス格安参入高速バス熾烈旅客獲得競争繰り広げいる

他方東西交通について山脈山地など阻まながら明治時代から鉄道国道整備高速交通対応遅れ東西高速交通ある東北新幹線東北自動車接続するよう整備20世紀秋田新幹線連絡高速道路整備この結果郡山会津若松仙台山形盛岡秋田など自然障壁越え地域経済形成進んいる

東西交通高速により現在東北地方交通インフラ利便違いにより2地域分類れる東京交通関係見る太平洋から奥羽山脈西側隣接する盆地までいわば新幹線地域それ以外日本海沿岸地域航空機地域分けることできる両者東西境界ほぼ出羽山地ある

新幹線地域ある仙台空港仙台都市圏名取岩沼多数国内線国際線就航国際線至っ利用半分以上宮城居住以外なっおり新幹線地域拠点空港なっいる日本海沿岸地域津軽平野秋田平野庄内平野東北新幹線接続するまで時間かかるため東京空路需要多く航空機地域なっいる

空港編集

現在東北地方空港同士結ぶ路線存在ないかつて仙台空港から直線距離300km程度まで東北地方含め4路線定期路線として就航

参考新幹線東京仙台351.8km東京名古屋366.0km
参考高速仙台宮城IC新潟中央IC253.5km

1982東北新幹線開通大宮盛岡によって羽田便1982廃止三沢便廃止至っ新潟便自動車次々整備れる1992廃止青森便新幹線利便られない地域あっため設定JR運賃値下げ競争負け廃止

その他新幹線開通空港旅客顕著減少する多い参考として空港近い主要都市から平成28326ダイヤ改正時点最速所要時間併記する

  • 岩手花巻空港盛岡 - 東京新幹線最速所要時間2時間10
    • 花巻空港羽田空港航空設定東北新幹線盛岡まで開通ため最大利用居住盛岡から離れ花巻空港トータル東京都心まで到達時間優位なくなりかつ東北新幹線運行頻度高かっことから採算割れ羽田便廃止なっ
  • 山形山形空港山形 - 東京新幹線最速所要時間2時間27
    • 山形空港羽田便中心199170以上年間利用ありピークなっ1992山形新幹線開業減少傾向転じ最盛3分の1以下20なっ山形新幹線ミニ新幹線あり福島列車接続するため所要時間短縮効果フル規格新幹線比べ大きくないことから自治体支援羽田便11便運行いる
  • 秋田秋田空港秋田 - 東京新幹線最速所要時間3時間39
    • 秋田空港1996150年間利用あっ1997秋田新幹線開業1998大館能代空港開港により利用減少しかし秋田新幹線ミニ新幹線あることにより東京まで所要時間それほど短縮なかっため空路から新幹線旅客移動あまり進ま130程度横ばいなっいる
  • 青森南部地方三沢空港八戸 - 東京新幹線最速所要時間2時間42
    • 三沢飛行場全体年間利用客数200158.3達し2002121東北新幹線八戸まで延伸ため羽田旅客減少2004年度33.4まで旅客減らしいる
  • 青森津軽地方青森空港青森 - 東京新幹線最速所要時間2時間59
    • 青森空港19982002150以上年間利用東北新幹線八戸延伸以降減少続けいる
  • ひとつ空港から東北地方全て空港就航いる路線ないとして羽田から福島仙台花巻なく伊丹から庄内大館能代線ない
2008年度旅客日本空港#乗降客数参照[21]
空港 旅客合計 国内線 国際線
旅客 定期便 旅客 定期便
仙台 3387463 3047955 成田中部小松
大阪広島福岡那覇
339508 ソウル北京大連上海
長春台北グアム
秋田 1324736 1282222 東京中部大阪 42514 ソウル
青森 1261908 1207826 東京名古屋大阪 54082 ソウル
福島 529726 439683 大阪 90043 ソウル上海
花巻 445626 434036 名古屋大阪福岡 11590
庄内 431427 430006 東京 1421
三沢 321830 321830 東京 0
山形 199380 198232 東京大阪名古屋 1148
大館能代 146074 146074 東京 0
合計 8048170 7507864 540306
2005貨物

港湾編集

江戸時代北前によって日本海港町回り航路によって太平洋港町栄えまた大小さまざま漁港あり遠洋漁業盛んだっ時代大いに賑わっ現在地場沿岸漁業沖合漁業特産高級活気ある漁港数多く存在する工業貿易として仙台小名浜石巻八戸秋田旅客として青森八戸仙台重要港湾なっいる

鉄道編集

東京東北新幹線主力なっ輸送いる1887東北本線黒磯 - 郡山 - 仙台開業その後1890仙台 - 一ノ関 - 盛岡1891盛岡 - 青森開業ある東北本線開通1982東北新幹線大宮 - 盛岡開業また1997盛岡 - 秋田新幹線直通列車結ぶ秋田新幹線1992福島 - 山形新幹線直通列車結ぶ山形新幹線開業山形新幹線1999新庄まで延伸県庁所在地東京1新幹線によって結ば その一方酒田鶴岡東京上越新幹線特急いなほ優位新庄経由ルート存在するいわき東京特急たちなどある東北新幹線利用ない最短ルート存在するこれら地域ある東西連絡路線後発あっこと影響いるなお2002121東北新幹線盛岡 - 八戸開業以降東北地方すべて新幹線乗り入れるようなり1しか無い北海道除け日本地方唯一事例なっ

東日本旅客鉄道 平均 48.4/2004年度
北海道旅客鉄道
私鉄セクター鉄道平均 5.1/2004年度
仙台交通 平均 15.0/2004年度

道路編集

東北地方医師人口全国水準より低い地区広いため高速道路国道体系医療体制関係深い高速道路国道都市ある高度医療行う病院救急救命センター搬送として機能救急緊急退出整備いるまた都市偏る常勤郡部非常勤として送る供給として利用いる

道路編集

高速道路編集
一般国道編集

メディア編集

  • 東北地方全域有名ローカルタレントおりブロックネット出演いるその他ローカルタレント基本単位活動多い東北各地から仙台集まる傾向ややあるため仙台ローカルタレント隣県番組レギュラー出演するられる
  • 日本海沿岸自治体有名ローカルアイドルローカルヒーローそれぞれおり東北地方全域知らいる

経済編集

  東北6県 合計
  宮城県の旗  宮城県
  福島県の旗  福島県
  岩手県の旗  岩手県
  青森県の旗  青森県
  山形県の旗  山形県
  秋田県の旗  秋田県
県内生産名目単位[23]
県内生産実質連鎖方式単位[23]

東北6県内生産比率名目2013年度

  宮城県:8兆8166億円 (27.4%)
  福島県:7兆1746億円 (22.3%)
  岩手県:4兆5162億円 (14.0%)
  青森県:4兆4115億円 (13.7%)
  山形県:3兆8304億円 (11.9%)
  秋田県:3兆4773億円 (10.8%)

東北6県内生産比率実質2013年度

  宮城県:9兆4636億円 (27.1%)
  福島県:7兆9132億円 (22.6%)
  岩手県:4兆8275億円 (13.8%)
  青森県:4兆6195億円 (13.2%)
  山形県:4兆3943億円 (12.6%)
  秋田県:3兆7388億円 (10.7%)
  • 関東自動車工業トヨタ自動車東日本TOYOTALexusブランド自動車生産拠点として199311岩手工場岩手胆沢金ケ崎竣工それ以降順調生産増強重ね生産体制年間25規模まで拡大せる2005岩手増田寛也知事宮城浅野史郎知事なる生産拠点拡大効率岩手宮城連携行政主導進めいくこと合意20057さらに20051116山形県山形斎藤知事岩手増田知事共同会見行いこれ山形加わり県境越え大学研究機関企業協力一体なっ連携支援体制構築いく発表[24]
東北経済産業その経済波及効果東北地域における自動車関連産業集積高め域内部品調達50%向上場合7,366まで拡大する可能ある分析いる

脚注編集

[脚注使い方]

注釈編集

  1. ^ a b 統計青森2021111岩手2021121宮城2021121秋田2021121山形2021111福島2021121
  2. ^ 明治維新以後九州西南西南地方奥羽東北東北地方改め
  3. ^ そもそも地方いわれる範囲法律明確定義ない総務 首都関東地方山梨含む含まない 日本経済新聞 平成24616S3
  4. ^ 弥生中期北端青森垂柳遺跡砂沢遺跡水稲耕作行わ形跡られるその後気候寒冷により稲作長い中断余儀なくられる
  5. ^ ただし岩手古墳前方後円墳から孤立存在する
  6. ^ ただし30政府献金
  7. ^ 藩主茂憲家財処分士族当たり10および3さらに銀行結成ため14給与東京移住士族それら自活歩ん[16]
  8. ^ 実態として半官半民会社だっ日本鉄道による建設ただし奥羽本線当初より官設鉄道ある

出典編集

  1. ^ 全国都道府県市区町村面積調国土交通省国土地理
  2. ^ おううちほう奥羽地方意味 - 国語辞書 - goo辞書
  3. ^ 日本地名大百科 小学館1996年776-777頁ISBN 4-09-523101-7 
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  5. ^ 地域区分北日本東日本西日本沖縄奄美 Archived 2013124, at the Wayback Machine.気象庁
  6. ^ 東北地方面積人口地形
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  8. ^ a b c d 地文, 今泉芳邦, 藤原隆男新聞雑誌東北みる明治東北地域岩手大学教育学部研究年報 19982 57 2 p.55-72, 岩手大学教育学部
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  12. ^ Tohoku International Tourism Promotion
  13. ^ 伊藤 & 山口 2002, pp. 2829.
  14. ^ 米地文夫, 細井, 藤原隆男 ほか社会教育地域地名 - 奥羽東北歴史変遷 -岩手大学教育学部附属教育実践研究指導センター研究紀要 1995 5 p.63-80, NCID AN10359408, 岩手大学教育学部附属教育実践研究指導センター
  15. ^ 伊藤 & 山口 2002, p. 34.
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  18. ^ 出入推移国土交通省東北運輸
  19. ^ 東北地方面積人口地形国土交通省東北運輸
  20. ^ 明治現在都道府県人口一覧 Page white excel.png (Microsoft Excel.xls)国土交通省北陸地方整備
  21. ^ 空港乗降客数推移国土交通省東北運輸
  22. ^ 空港管理状況調書 Archived 200885, at the Wayback Machine.2008年度
  23. ^ a b 統計県民経済計算内閣
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参考文献編集

  • 伊藤; 山口博之 中世出羽領主 高志書院奥羽研究叢書2002 
  • 小野 米沢 現代書館シリーズ物語2006 

関連項目編集