新潟県
にいがたけん 新潟県 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方、信越地方 北信越地方、上信越地方 広域関東圏 | ||||
団体コード | 15000-2 | ||||
ISO 3166-2:JP | JP-15 | ||||
面積 |
12,584.18km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
2,173,530 (推計人口 | ||||
人口密度 | 173人/km2 | ||||
隣接都道府県 |
山形県 福島県 群馬県 長野県 富山県 | ||||
県の木 | ユキツバキ | ||||
県の花 | チューリップ | ||||
県の鳥 | トキ | ||||
他のシンボル |
県の草花: 雪割草(2008年(平成20年)3月1日指定) 県の鑑賞魚: 錦鯉(2017年(平成29年)5月5日指定)[1] 県の石:ヒスイ輝石岩、自然金、石炭紀-ペルム紀海生動物化石群(2016年(平成28年)5月10日指定) 県の歌: 新潟県民歌(1948年(昭和23年)3月28日発表) | ||||
新潟県庁 | |||||
知事 | 花角英世 | ||||
法人番号 | 5000020150002 | ||||
所在地 |
〒 新潟県新潟市中央区新光町4番地1 北緯37度54分8.9秒 東経139度1分23.4秒 / 北緯37.902472度 東経139.023167度 新潟県庁舎 | ||||
外部リンク |
公式ウェブサイト | ||||
ウィキポータル | 日本の都道府県/新潟県 | ||||
ウィキプロジェクト |
概要編集
日本海に面しており、県内は地理的観点から一般的に上越地方、中越地方、下越地方、佐渡地方の4地域に大きく分けられる(#地域区分で後述)。
面積は47都道府県で第5位、海岸線の長さは634.0キロメートルである(本州331.0キロメートル・佐渡島279.9キロメートル・粟島23.1キロメートル)[5]。
古代には越国の領土であり、五畿七道の北陸道のうち東半分を占め令制国(旧国)では越後国と佐渡国の全域に相当する。この旧国名から、越佐(えっさ)と表現することもある。
名称について編集
- 県章
- 県章は「新」の字を崩した物を中央上に置いて、その周りを「ガタ」を丸く図案化したもので囲んだものである。また、県章とは別にシンボルマークも制定されている。
地理・地域編集
地形編集
- 主な山脈・丘陵
- 越後山脈、三国山脈、飛騨山脈、朝日山地、飯豊山地、櫛形山脈、頸城山塊、東頸城丘陵、魚沼丘陵、新津丘陵
- 主な山
- 妙高山、八海山、巻機山、兎岳、金城山、坂戸山、弥彦山、魚沼駒ヶ岳、金北山、新潟焼山、米山、苗場山、小蓮華山、火打山、飯豊山、守門岳、五頭山、二王子岳、中ノ岳、平ヶ岳、雪倉岳、朝日岳、佐武流山、谷川岳
- 主な峠
- 八十里越、六十里越、三国峠、清水峠、惣座峠、葛葉峠、野尻坂峠
- 主な平野
- 越後平野、高田平野、国中平野
- 主な盆地
- 魚沼盆地、十日町盆地
- 主な川
- 信濃川、阿賀野川、渋海川、魚野川、荒川、三面川、関川、姫川、国府川、五十嵐川
- 主な湖・潟湖
- 加茂湖、瓢湖、奥只見湖、福島潟、鳥屋野潟、佐潟
- 主な有人島
- 佐渡島、粟島
公園編集
自然公園編集
都市公園編集
気候編集
県内全域日本海側気候であり、豪雪地帯(一部特別豪雪地帯)の指定を受ける。山間部の降雪量や積雪量は世界的にも有数であり、津南町や十日町市、魚沼市などでは市街地でも積雪深の平年値が2 mを超えるほか、十日町市松之山では4 mを超える積雪深もしばしば観測される[6]。また、上越市板倉区の柄山集落では1927年2月に818 cmの積雪深があったとされ、人里での最高記録とも言われる[7]。一方、柏崎市や新潟市などの沿岸部の積雪はそれほどでもない(詳細は新潟市の地理#雪を参照)。
日本海の暖流(対馬海流)の影響で緯度の割には冬の気温が高く、日照時間が少ないために放射冷却が起こりにくく、朝晩はあまり冷え込まない。そのため降る雪は水分が多く、重たい性質である。
夏の気温は最高気温・最低気温とも平均値としては他地方と比べて特別高いことはないが、台風シーズンにフェーン現象の影響で異常な高温を観測することがある。2020年9月3日には三条市や胎内市において9月としては国内最高となる40℃超えの気温を観測したほか、2019年8月15日には糸魚川市や佐渡市相川など県内の数地点で最低気温が30℃を下回らず、国内の最低気温の最高記録となった。
海洋性気候である佐渡島は、冬は暖かく、雪よりも雨の日が多いほどである。
日照時間は冬は短いものの、晩春から初秋にかけては太平洋側地域と比較して長く、晴れやすい気候である。
平年値 (月単位) |
上越 | 中越 | ||||||||||||||
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上越市 大潟 |
上越市 安塚 |
上越市 高田 |
糸魚川市 能生 |
糸魚川 | 妙高市 関山 |
津南 | 湯沢 | 十日町 | 魚沼市 小出 |
魚沼市 守門 |
柏崎 | 長岡 | 長岡市 寺泊 |
三条 | ||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 26.0 (8月) |
24.7 (8月) |
26.4 (8月) |
25.1 (8月) |
26.6 (8月) |
24.4 (8月) |
23.8 (8月) |
24.7 (8月) |
24.9 (8月) |
25.7 (8月) |
24.4 (8月) |
25.7 (8月) |
26.2 (8月) |
25.9 (8月) |
26.2 (8月) |
最寒月 | 2.9 (1月) |
0.6 (1,2月) |
2.5 (1月) |
2.1 (2月) |
3.6 (1月) |
0.0 (1月) |
−1.2 (1月) |
−0.4 (1月) |
−0.1 (1月) |
0.3 (1月) |
−0.4 (1月) |
2.9 (2月) |
1.6 (1月) |
2.6 (1月) |
2.0 (1月) | |
降水量 (mm) |
最多月 | 358.0 (12月) |
411.5 (12月) |
475.5 (12月) |
474.4 (12月) |
407.4 (12月) |
284.2 (1月) |
241.3 (12月) |
314.9 (1月) |
397.8 (12月) |
389.9 (12月) |
470.9 (12月) |
356.2 (12月) |
372.2 (12月) |
273.7 (7月) |
287.8 (12月) |
最少月 | 88.4 (5月) |
109.3 (5月) |
87.0 (5月) |
124.6 (5月) |
120.5 (5月) |
74.2 (4月) |
88.8 (4月) |
99.7 (5月) |
100.5 (5月) |
117.1 (5月) |
125.5 (5月) |
100.9 (5月) |
97.8 (5月) |
91.3 (5月) |
94.2 (5月) | |
平年値 (月単位) |
下越 | 佐渡 | ||||||||||||||
新潟市 巻 |
新潟市 新津 |
新潟 | 新潟市 松浜 |
阿賀町 津川 |
胎内市 中条 |
関川村 下関 |
村上 | 粟島浦村 粟島 |
佐渡市 羽茂 |
佐渡市 相川 |
佐渡市 秋津 |
佐渡市 両津 |
佐渡市 弾崎 | |||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 25.6 (8月) |
25.7 (8月) |
26.5 (8月) |
26.5 (8月) |
24.5 (8月) |
26.5 (8月) |
25.1 (8月) |
25.5 (8月) |
25.5 (8月) |
25.6 (8月) |
26.0 (8月) |
26.1 (8月) |
25.0 (8月) | ||
最寒月 | 2.1 (1月) |
1.7 (1月) |
2.5 (1月) |
2.9 (1月) |
0.2 (1月) |
2.4 (1月) |
1.0 (1月) |
1.7 (1月) |
3.0 (2月) |
3.0 (2月) |
4.0 (1,2月) |
3.0 (1月) |
3.1 (1,2月) | |||
降水量 (mm) |
最多月 | 222.8 (12月) |
246.3 (12月) |
225.9 (12月) |
230.8 (7月) |
324.8 (12月) |
304.5 (12月) |
370.9 (12月) |
255.0 (12月) |
190.0 (7月) |
210.9 (7月) |
207.3 (7月) |
233.2 (7月) |
216.2 (7月) | ||
最少月 | 85.2 (5月) |
90.5 (5月) |
94.4 (5月) |
84.8 (5月) |
110.4 (5月) |
120.3 (5月) |
138.8 (5月) |
115.4 (4月) |
85.6 (4月) |
98.0 (5月) |
91.6 (2月) |
104.6 (4月) |
94.3 (2月) |
気象庁1991-2020年平年値 | 県1994-2019年度平均値 | ||||
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観測地点 | 降雪量累計 | 最深積雪 | 観測地点 | 降雪量累計 | 最深積雪 |
安塚 | 799 cm | 174 cm | 糸魚川 | 279 cm | 62 cm |
高田 | 413 cm | 96 cm | 北城 | 413 cm | 91 cm |
能生 | 505 cm | 94 cm | 中根知 | 934 cm | 184 cm |
関山 | 1061 cm | 204 cm | 妙高高原 | 1471 cm | 260 cm |
津南 | 1301 cm | 271 cm | 柿崎 | 206 cm | 45 cm |
湯沢 | 1054 cm | 208 cm | 湯沢 | 1320 cm | 245 cm |
十日町 | 967 cm | 217 cm | 松之山 ※2005年度欠測 |
1397 cm | 297 cm |
小出 | 900 cm | 207 cm | 南魚沼 | 889 cm | 188 cm |
守門 | 1243 cm | -- | 小千谷 | 665 cm | 143 cm |
柏崎 | 290 cm | 51 cm | 栃尾 | 670 cm | 130 cm |
長岡 | 477 cm | 89 cm | 長岡 | 416 cm | 85 cm |
新津 | 249 cm | 43 cm | 三条 | 259 cm | 53 cm |
新潟 | 139 cm | 32 cm | 新潟 | 131 cm | 30 cm |
津川 | 658 cm | 109 cm | 新発田 | 244 cm | 48 cm |
下関 | 519 cm | 86 cm | 村上 | 223 cm | 46 cm |
相川 | 67 cm | 15 cm | 両津 | 156 cm | 29 cm |
- ※降雪量累計:日ごとの降雪量を、シーズン全体で合計した量(平年値)
- ※最深積雪:シーズン最大の積雪深(平年値)
- ※最寒月気温:最寒月(1月)の平均気温(平年値)
- ※他都道府県との比較については「新潟市の地理#雪」「降雪#降雪量の記録(日本)」「積雪#最深積雪の平年値と極値」の各記事を参照。
行政区画編集
地理的に佐渡島以外は明確な境界はないが、以下の四地方に区分される[9][注 2]。
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天気予報もこの4地域単位で報道され、気象警報・注意報はさらに細部化された14の地域[注 3] ごとに発表される[10]。
この他、新潟県内では、一般に、中越地方と下越地方の境界付近に位置する三条市・燕市周辺を県央地域、中越地方の南魚沼市、小千谷市や十日町市周辺を魚沼地域、下越地方の阿賀野川以北を阿賀北や県北と、呼ぶこともある。
新潟県は面積が広いこともあり、2000年(平成12年)の段階では、112の市町村があった(当時北海道、長野県に次ぎ全国3位)。しかし平成の大合併により、2010年(平成22年)4月までに30市町村となっている。
郡部については、岩船郡が2村を有する他は、全てが1町村のみの状態になっている。
以下の20市9郡6町4村がある[9]。町はすべて「まち」、村はすべて「むら」と読む。
上越地方編集
中越地方編集
下越地方編集
佐渡地方編集
- 佐渡市(一島一市)
地域区分編集
広域行政圏編集
1969年策定の新全国総合開発計画(新全総)を発端とする広域生活圏(広域市町村圏)が、新潟県内では14圏域(当初は12圏域)設定され、広域行政単位となっていた[11]。平成の大合併以降は圏内一市となる例が出現したため、9つの広域行政圏と5つの市という内訳になったが、連携中枢都市圏構想・定住自立圏構想など新制度の登場などもあり、多くが解散した[12](圏内一市の場合、圏名は斜体 )。
- 岩船圏(村上市、関川村、粟島浦村 - 1市2村)
- 新発田圏(新発田市、胎内市、聖籠町 - 2市1町)
- 新潟圏(新潟市、阿賀野市 - 2市)
- 五泉圏(五泉市、阿賀町 - 1市1町)
- 三条・燕圏(三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村 - 3市1町1村)
- 長岡圏(長岡市、小千谷市、見附市、出雲崎町- 3市1町)
- 柏崎圏(柏崎市、刈羽村 - 1市1村)
- 魚沼圏 (魚沼市 - 1市)
- 南魚沼圏(南魚沼市、湯沢町 - 1市1町)
- 十日町圏(十日町市、津南町 - 1市1町)
- 上越圏 (上越市 - 1市)
- 妙高圏 (妙高市 - 1市)
- 糸魚川圏 (糸魚川市 - 1市)
- 佐渡圏 (佐渡市 - 1市)
人口編集
1874年(明治7年)から1896年(明治29年)の統計では、約150万から180万人で推移し日本一人口の多い道府県であった(→過去の都道府県の人口一覧#常住人口:1948(昭和23)年 - 2020(令和2)年、[13])。この時期は、都市化が進んでおらず、日本人の9割近くが農業によって生活を成り立たせていたため、収穫高が大きい新潟県は人口涵養能力が高かった[14][注 4]。国勢調査において[15]、1940年(昭和15年)に200万人を突破し、1955年(昭和30年)に247.3万人となったが1970年(昭和45年)に236.1万人にまで減少した。その後増加し、1985年(昭和60年)に247.8万人に達した。1997年(平成9年)に249万1874人(推計人口)でピークを記録した後は減少傾向となり[16]、2005年(平成17年)に243.1万人(全国14位)、2010年(平成22年)には約237.1万人となった。特に、進学や就職などの理由による18歳〜24歳の若年層の減少が深刻で、県では人口対策を最重要課題に掲げている。
新潟県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 新潟県の年齢・男女別人口分布(2005年) |
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新潟県の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
都市編集
- 新潟県内 市別人口ランキング
県内順位 | 都市 | 地域区分 | 人口 | 県内順位 | 都市 | 地域区分 | 人口 | |||
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1 | 新潟市 | 下越地方 | 783,422人 | 6 | 柏崎市 | 中越地方 | 79,954人 | |||
2 | 長岡市 | 中越地方 | 263,919人 | 7 | 燕市 | 下越地方 | 76,581人 | |||
3 | 上越市 | 上越地方 | 185,671人 | 8 | 村上市 | 下越地方 | 56,108人 | |||
4 | 新発田市 | 下越地方 | 93,784人 | 9 | 南魚沼市 | 中越地方 | 54,125人 | |||
5 | 三条市 | 中越地方 | 93,211人 | 10 | 佐渡市 | 佐渡地方 | 50,213人 | |||
2017年12月 現在 |
都市圏編集
10万人以上の都市雇用圏(2015年国勢調査時点の10%都市圏)
隣接都道府県編集
歴史編集
古代編集
- 約3万年前~縄文時代が始まるまでの1万数千年間を旧石器時代の内の後期旧石器時代といっている。そして、本県でも約200カ所の遺跡が知られている。その頃の石器としてはナイフ形石器が盛行していた[17]。
- 崇神天皇年間 - 久比岐国造と高志深江国造が設置される
- 大化3年(647年) - 越の蝦夷に備えるために渟足柵(ぬたりのき、新潟市付近)が造られる
- 大化4年(648年) - 磐舟柵(いわふねのき、新潟県村上市付近)が造られ、越と科野から柵戸(さくこ)が派遣される
- 新潟県は高志(越)国の一部であったが、7世紀末に高志国は越前・越中・越後の三国に分けられた
近代編集
- 明治
- 昭和
現代編集
- 昭和
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 新潟大火発生
- 1959年(昭和34年) - 新潟日赤センター爆破未遂事件[18]
- 1964年(昭和39年)6月6日 - 新潟国体開催
- 1973年(昭和48年) - 中華人民共和国の艦艇が領海侵犯し佐渡島に接近、ミサイルを試射する事件が発生
- 1978年(昭和53年) - 北陸自動車道一部開通(新潟市(当時黒埼町)〜長岡市間)
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 上越新幹線暫定開業(新潟〜大宮間)
- 1985年(昭和60年)
- 1988年(昭和63年) - 北陸自動車道全線開通
- 1991年(平成3年) - 上越新幹線東京駅乗り入れ開始
- 1996年(平成8年) - 県都新潟市が中核市に指定される
- 1997年(平成9年) - 磐越自動車道全線開通
- 1999年(平成11年)10月30日 - 上信越自動車道全線開通
- 2000年(平成12年)1月 - 新潟県警本部長不祥事(雪見酒事件、新潟少女監禁事件に関連して)
- 2002年(平成14年)5月 - 日本海東北自動車道新潟空港IC〜聖籠新発田IC間が開通。同年10月には中条ICまで延伸。
- 2002年(平成14年)6月 - 新潟スタジアムにて2002年ワールドカップサッカー日本側開幕戦開催
- 2007年(平成19年)4月1日 - 新潟市が政令指定都市に、また長岡市と上越市が特例市へ移行
- 2008年(平成20年)5月-G8労働大臣会合開催
- 2009年(平成21年) - トキめき新潟国体開会
- 2011年(平成23年) -新潟中国総領事館の万代小学校跡地移転問題が発生。
- 2012年(平成24年)9月8日 - 日本海に面する秋田県・山形県・新潟県・富山県・石川県・福井県・京都府・兵庫県・鳥取県・島根県の10府県が合同で海洋エネルギー資源開発促進日本海連合を設立[19][20][21][22]
- 2015年(平成27年)3月14日 - 北陸新幹線の新潟県内の区間が開業。えちごトキめき鉄道が開業。
災害史編集
- 主な災害
- 863年7月10日 - 越中・越後地震
- 1502年1月28日 - 越後地震
- 1665年 - 越後高田地震
- 1714年 - 信濃小谷地震
- 1751年 - 高田地震
- 1828年 - 三条地震
- 1833年 - 庄内沖地震
- 1896年(明治29年)7月22日 - 横田切れ
- 1961年(昭和36年)
- 1963年(昭和38年) - 昭和38年1月豪雪(サンパチ豪雪)・東京〜新潟間の交通網寸断
- 1964年(昭和39年) - 新潟地震
- 1965年(昭和40年) - 昭和40年台風第24号
- 1966年(昭和41年) - 下越水害(7.17水害)
- 1967年(昭和42年) - 羽越豪雨(8.28水害)
- 1977年(昭和52年)1 - 2月 - 五二豪雪
- 1978年(昭和53年)6月 - 梅雨前線
- 1980年(昭和55年)末 - 1981年(昭和56年) - 五六豪雪
- 1982年(昭和57年)9月13日 - 昭和57年台風第18号
- 1984年(昭和59年)1 - 2月 - 五九豪雪
- 1985年(昭和59年)1 - 2月 - 六〇豪雪
- 1986年(昭和61年)1 - 2月 - 六一豪雪
- 1995年(平成7年)夏 - 7.11水害・平成7年梅雨前線豪雨
- 1998年(平成10年)
- 4月1日 - 新潟県北部地震
- 8月 - 平成10年8月新潟豪雨(8.4水害)
- 2004年(平成16年)
- 7月13日 - 平成16年7月新潟・福島豪雨(7.13水害)
- 10月23日 - 新潟県中越地震
- 2005年(平成17年)12月 - 翌年にかけて平成18年豪雪。各地で観測史上最大積雪量を更新。新潟大停電発生。
- 2007年(平成19年) - 新潟県中越沖地震
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)1 - 2月 - 平成24年豪雪
- 2013年(平成25年)2月 - 平成25年豪雪
- 2016年(平成28年)12月22日 - 糸魚川市大規模火災発生
- 2018年(平成30年)2月 - 平成30年豪雪
- 2019年(令和元年)
- 2020年(令和2年)12月 - 2021年(令和3年)1月 - 令和3年豪雪
行政区域の変遷編集
県の変遷編集
括弧書きは藩府県庁所在地の現所属市町村
- 1868年5月11日(慶応4年=明治元年旧暦4月19日):新潟奉行所に代えて新潟裁判所を設置
- 1868年5月16日(慶応4年旧暦4月24日):佐渡奉行所に代えて佐渡裁判所を設置
- 1868年7月18日(慶応4年旧暦5月29日:越後国に越後府(第1次、上越市高田 ⇒ 柏崎市)を設置
- 1868年9月13日(慶応4年旧暦7月27日):越後府から柏崎県(第1次、柏崎市)を分離
- 1868年10月17日(慶応4年旧暦9月2日):佐渡裁判所に代えて佐渡県(佐渡市旧真野町)を設置
- 1868年11月5日(明治元年旧暦9月21日):越後府を新潟府(柏崎市 ⇒ 長岡市 ⇒ 新潟市)に改称
- 1868年12月18日(明治元年旧暦11月5日):柏崎県を新潟府に合併(布達のみで実行されず)、佐渡県を新潟府の当分管轄とする(事実上の編入)
- 1869年3月20日(明治2年旧暦2月8日):新潟府から越後府(第2次、阿賀野市旧水原町)を分離再置
- 1869年4月3日(明治2年旧暦2月22日):新潟府を新潟県(第1次)と改称。柏崎県の廃止と越後府への合併を再度布達。佐渡県は越後府の当分管轄とする。
- 1869年6月13日(明治2年旧暦5月4日):岩代国に若松県(会津若松市)を設置、蒲原郡のうち旧会津藩領(現東蒲原郡)を管轄
- 1869年7月25日(明治2年旧暦6月17日):版籍奉還 - 8月1日( 旧暦6月24日)までに越後国内では以下の10藩の藩主(諸侯)が知藩事に任命された
- 村上藩(村上市)、黒川藩(胎内市旧黒川村)、三日市藩(新発田市三日市)、新発田藩(新発田市)、村松藩(五泉市旧村松町)、三根山藩(新潟市旧巻町)、長岡藩(長岡市)、与板藩(長岡市旧与板町)、椎谷藩(柏崎市椎谷)、高田藩(上越市高田)、清崎藩(糸魚川市)
- 1869年8月27日(明治2年旧暦7月20日):越後府による当分管轄を解除し、佐渡県(佐渡市旧相川町)を再置
- 1869年9月3日(明治2年旧暦7月27日):越後府と新潟県を合併し、水原県(阿賀野市旧水原町)を設置
- 1869年9月30日(明治2年旧暦8月25日):水原県から柏崎県(第2次、柏崎市)を分離
- 1870年4月7日(明治3年旧暦3月7日):水原県を廃し、新潟県(第2次、新潟市)を設置
- 1870年11月15日(明治3年旧暦10月22日):長岡藩を廃し、柏崎県に編入
- 1870年11月22日(明治3年旧暦10月29日):三根山藩を峰岡藩(新潟市旧巻町)に改称
- 1871年8月29日(明治4年旧暦7月14日):廃藩置県 - 旧藩から県に替わったものも含めて現新潟県域には以下の各県が設置された
- 村上県、三日市県、黒川県、新発田県、村松県、峰岡県、新潟県、柏崎県、与板県、椎谷県、高田県、清崎県、佐渡県
- 蒲原郡のうち旧会津藩領の区域は引き続き若松県の一部
- 村上県、三日市県、黒川県、新発田県、村松県、峰岡県、新潟県、柏崎県、与板県、椎谷県、高田県、清崎県、佐渡県
- 1871年12月31日(明治4年旧暦11月20日):府県統合により以下の3県を設置
- 新潟県(第3次、新潟市):下越2郡(蒲原郡・岩船郡) - 村上県、三日市県、黒川県、新発田県、村松県、峰岡県、新潟県を統合
- 柏崎県(第3次、柏崎市):上・中越5郡(頸城郡・刈羽郡・魚沼郡・三島郡・古志郡) - 与板県、椎谷県、高田県、清崎県、柏崎県を統合
- 相川県(佐渡市旧相川町):佐渡県を改称
- 1873年(明治6年)6月10日:柏崎県を廃し、新潟県に合併
- 1876年(明治9年)4月18日:相川県を廃し、新潟県に合併
- 1886年(明治19年)5月25日:福島県から東蒲原郡を新潟県へ移管
- 新潟県の成立
現在の新潟県は、日米修好通商条約によって開港場に指定された新潟を管内に抱え、また戊辰戦争の主戦場の1つになったことから、その成立までの変遷は他府県にも増して複雑なものだった。
1870年(明治3年)の新潟県(第2次)成立までの変遷は「越後府」および「柏崎県」の項を参照のこと。
- 1870年4月7日(明治3年旧暦3月7日)、越後国のうち新潟を含む下越2郡(蒲原郡・岩船郡)内の政府直轄地を管轄していた水原県が廃止され、県庁が新潟に移されることで新潟県(第2次)が成立した。**当時、現県域には新潟県のほか、上・中越5郡(頸城郡・刈羽郡・魚沼郡・三島郡・古志郡)内の政府直轄地を管轄する柏崎県、佐渡国全域を管轄する佐渡県、および県域内に藩庁を置く10藩によって分割支配されていた。さらに、蒲原郡のうち旧会津藩領の区域は若松県の管轄下に置かれていた。
- 1871年8月29日(明治4年旧暦7月14日)の廃藩置県を経て、同年12月31日(旧暦11月20日)に行われた府県再編で下越2郡の旧藩5県が新潟県と、上・中越5郡の旧藩4県(長岡藩は既に柏崎県に編入されていた)が柏崎県と合併して、それぞれ新潟県(第3次)、柏崎県(第3次)となり、また佐渡県は相川県と改称された。
- 1873年(明治6年)に柏崎県が、1876年(明治9年)に相川県がそれぞれ廃止されて相次いで新潟県に合併されて、越佐両国を新潟県が統一して管轄することとなった。
- 1886年(明治19年)、若松県を経て福島県の管轄となっていた蒲原郡の一部(1878年(明治11年)から東蒲原郡)が新潟県に移管されたことにより、現在の新潟県の県域が確定した。
郡の変遷編集
- 1869年(明治2年):現在の新潟県域には以下の国郡があった
- 1878年(明治11年):郡区町村編制法により蒲原郡・魚沼郡・頸城郡が分割されて新潟県管内は1区22郡となり、また福島県管内に越後国のうち1郡が属した
- 蒲原郡を新潟区・北蒲原郡・中蒲原郡・西蒲原郡・南蒲原郡・東蒲原郡に分割、うち東蒲原郡は福島県に所属
- 魚沼郡を北魚沼郡・南魚沼郡・中魚沼郡に分割
- 頸城郡を東頸城郡・中頸城郡・西頸城郡に分割
- 従来通り:岩船郡、三島郡、古志郡、刈羽郡、雑太郡、加茂郡、羽茂郡
- 1886年(明治19年)5月25日:福島県から東蒲原郡が移管され、新潟県管内は1区23郡となる
- 1889年(明治22年)4月1日:市制・町村制の施行により、新潟区が新潟市となる
- 1896年(明治29年)4月1日:新潟県に府県制・郡制が施行され、佐渡3郡(雑太郡・加茂郡・羽茂郡)が統合されて佐渡郡となり、新潟県管内は1市21郡となる
- 2004年(平成16年)3月1日:市町村合併により佐渡郡が消滅
- 2005年(平成17年)3月19日:市町村合併により西頸城郡が消滅
- 2005年(平成17年)4月1日:市町村合併により東頸城郡、中頸城郡、古志郡が消滅
- 2006年(平成18年)1月1日:市町村合併により中蒲原郡が消滅
- 2010年(平成22年)3月31日:市町村合併により北魚沼郡が消滅
廃止した市町村・郡編集
- 廃止市町村は新潟県の廃止市町村一覧を参照。
- 廃止した郡
政治編集
行政編集
県知事編集
- 歴代知事(公選)
- 岡田正平(2期、1947年(昭和22年)4月15日 - 1955年(昭和30年)4月29日)
- 北村一男(2期、1955年(昭和30年)4月30日 - 1961年(昭和36年)11月30日)
- 塚田十一郎(2期、1961年(昭和36年)12月7日 - 1966年(昭和41年)3月28日)
- 亘四郎(2期、1966年(昭和41年)5月8日 - 1974年(昭和49年)4月30日)
- 君健男(4期、1974年(昭和49年)5月1日 - 1989年(平成元年)4月19日)
- 金子清(1期、1989年(平成元年)6月4日 - 1992年(平成4年)9月9日)
- 平山征夫(3期、1992年(平成4年)10月25日 - 2004年(平成16年)10月24日)
- 泉田裕彦(3期、2004年(平成16年)10月25日 - 2016年(平成28年)10月24日)
- 米山隆一(1期、2016年(平成28年)10月25日 - 2018年(平成30年)4月27日)
- 花角英世(2018年(平成30年)6月12日- )
財政編集
- 2007年(平成19年)度
- 財政力指数 0.43
- IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)11自治体中7位
- 2006年(平成18年)度
- 財政力指数 0.40
- IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中9位
- 実質公債費比率 15.2
- 経常収支比率 91.6
- 人口一人当たり地方債現在高 103万5522円 普通会計分のみ
- ラスパイレス指数 100.9
- 地方債等の残高
- 普通会計分の地方債 2兆5118億円
- 上記以外の特別会計分の地方債 1773億円
- 関係する一部事務組合分の債務 8億円(債務x負担割合)
- 第3セクター等の債務保証等に係る債務 279億円 (財)新潟県暴力追放運動推進センター等
- 地方債等の残高合計 2兆7178億円 (連結会計)
- 2005年(平成17年)度
- 財政力指数 0.38
- IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)14自治体中5位
- 2004年(平成16年)度
- 財政力指数 0.36
- IIIグループ(財政力指数0.3以上、0.4未満)13自治体中5位
新潟州構想編集
2011年(平成23年)1月25日に泉田裕彦新潟知事と篠田昭新潟市長による共同会見で、東京都に倣い、現新潟市を特別区に移行し、他市町村間も更に合併を進め人口規模30万クラスの基礎自治体とする州制移行構想が発表された。また、各特別区、基礎自治体の権限は現行の東京都の23の各特別区が持つ以上のレベルを想定している[23]。
議会編集
衆議院編集
参議院編集
経済・産業編集
2016年(平成28年)度の県内総生産は名目8兆8840億円である[24]。世界の過半数の国の GDP より大きな規模を有している。県民所得は6兆4596億円であり[24]、一人当たり県民所得は282.6万円である[24]。
第一次産業編集
農林水産業編集
主要な産業としては農業が挙げられる。米作(コシヒカリ)が中心で、コシヒカリの収穫量は日本一である[25]。特に魚沼地方で栽培されるコシヒカリは「魚沼産コシヒカリ」として食味日本一の評価を受けるトップブランドであり、日本一の米どころであるといえる。また、米に関連して米菓(煎餅、あられなど)の生産額も日本一、日本酒も兵庫県、京都府に次ぐ第3位で酒蔵数は日本一である。米の生産が多いため、米粉の研究を行っており、研究を利用して製品を販売する新潟製粉に出資している。
米以外では、茄子と枝豆の作付面積が日本一。また、チューリップ、西瓜の栽培も盛んである。
養鯉編集
錦鯉は19世紀に、現在の小千谷市と長岡市(山古志地域)を中心とする地域で飼育が始まったと考えられている。
現在は錦鯉の養鯉が盛んに行われている。
第二次産業編集
工業編集
- 上越地方の糸魚川市では、良質な石灰石が取れることなどから糸魚川市・上越市などで化学工業が発達している。
- 中越地方の長岡市では、米菓などの食品加工、製紙、自動車やバイクのメーターが製造されている。バイクメーターの国内シェアは9割弱、世界シェアは3割ほど。
三条市や燕市では刃物、金物、洋食器などの製造が盛ん。
- 製造業
県内では石油ストーブ、石油ファンヒーターといった石油燃焼器具の生産が大きい。
- 軽工業
他には金属製品の生産が多い。燕市・三条市の金属食器は国内シェアの9割を持ち、機械部品では、非鉄金属材料の加工に強みをもつ企業が多い。はさみや包丁、スパナなどの金属工具も大阪府に次ぐ2位である。北陸工業地域の中心的存在でもある。
繊維産業では、ニットの生産高が日本一である。しかし近年は、人件費の安さを求めた生産拠点の海外移転や価格の安い外国勢(中国や東南アジア諸国等)に押され気味である。
1989年(平成元年)には工場立地件数で日本一になったこともある。
鉱業編集
- 金鉱
かつて佐渡島には金・銀の鉱脈が分布しており(佐渡金山を参照)、最大規模の相川金銀山を中心に近世から近代にかけて盛んに採掘が行われたが、1989年(平成元年)に閉山された。
- 原油
日本で数少ない原油の生産地であり、古くから石油を産出していたことで知られている。近代頃を中心に尼瀬油田(出雲崎町)や東山油田(長岡市)、新津油田(新潟市秋葉区)など各地で採掘が行われていた。現在でも新潟県は日本国内の石油産出量のほとんどを占める産油県である。
近代以降、新潟県内では数多くの石油会社が設立された。主なものとして、日本石油(現、ENEOS)、昭和石油(後の昭和シェル石油)、大協石油(現、コスモ石油)など現代の石油元売大手に連なる企業が新潟県で創業した。
- 天然ガス
現在では天然ガスの採掘が盛んであり、南長岡ガス田(長岡市)、片貝ガス田(小千谷市)、岩船沖油ガス田(胎内市沖)などで採掘が進められている。東新潟油ガス田(新潟市北区)、西蒲原ガス田(新潟市西蒲区)、中条ガス田(胎内市)では水溶性天然ガスを分離した後の地下水から国内生産量の10%にあたるヨウ素も採取されている[26][27][28][29]。
発電編集
発電では、阿賀野川流域に大規模水力発電所が立地している。また柏崎市と刈羽郡刈羽村にある東京電力ホールディングス柏崎刈羽原子力発電所は、原子力発電所としては世界最大の出力である。他に上越市直江津地区では、東北電力、JERAが共同で操業する上越火力発電所がある。
第三次産業編集
卸売業、小売業編集
新潟県内の事業所による年間商品販売額は、卸売業、小売業の合計で全国第14位である(平成26年度)。まだ事業者数は第12位、従業員数は第14位である。
観光業編集
多くの温泉地、海水浴場を抱えており、都道府県別で温泉地数が第3位、海水浴場数も第3位である。
日本有数の積雪地帯であるため、中越地方と上越地方の山間部ではスキー場が多く立地している。
しかし、バブル崩壊直後の1993年(平成5年)頃を境にスキーブームは過ぎ去り、更には、新潟県中越地震の影響や豪雪による交通網麻痺の懸念などが影響し、新潟県におけるスキー客は、2000年代以降減少傾向にある。
この影響により、閉鎖されるスキー場も見られるようになった。(詳細は日本のスキー場一覧#新潟県を参照)。
近年ではスノーリゾートのリノベーションが進められたり、上越地方に北陸新幹線が開通するなど、沿線自治体と共に産官学連携で経済対策が模索される。
よく「新潟県人はスキーをあまりしない」と言われる[要出典]が、冬季の厳しい豪雪下の生活を知る県民にとっては「雪=辛いもの」というイメージが強い。つまりスキー客の大半は滅多に銀世界にならない首都圏などからの集客によるところも大きかったという側面がある。今後は「雪を生かした観光」を目指し、新たな観光システムを構築されている。
生活・交通編集
警察編集
医療・福祉編集
ライフライン編集
電力、都市ガス編集
- 一般送配電事業者:東北電力ネットワーク(県内全域)
- 電源周波数:本州部分と粟島は50ヘルツだが、糸魚川市・妙高市の一部は60ヘルツ。佐渡島は60ヘルツ。
- 一般ガス導管事業者:北陸ガス(中越地方、下越地方)
教育編集
2019年度の新潟県内の高校生の大学等進学率は46.9%であり全国値の54.7%を下回っているが、専門学校進学率は26.0%で全国値を大きく上回っており(全国値16.4%)、両者を足し合わせた進学率72.9%は全国値71.1%を上回る[30]。県内で27校の専門学校を運営しているNSGグループのNSGカレッジリーグをはじめ、県内には専門学校が多数立地しており、人口10万人当たりの専修学校数は3.57校で全国第6位に位置する[31]。
大学編集
専修学校編集
特別支援学校編集
高等学校編集
中学校編集
小学校編集
幼稚園編集
マスメディア編集
新聞編集
- 全国紙
放送局編集
東北地方の放送局との共同制作番組があったり、一方で、中部地方の放送局との共同制作番組も存在し、また、ニュースでは関東甲信越地方・甲信越地方として放送されるなど様々である。
なお、NHKは新潟県を関東甲信越(首都圏放送センター直轄)としているが、国政選挙やアマチュアスポーツなどでは北陸・信越ブロックに属するため、これらの報道・中継などは名古屋局を介して北陸3県とネットすることになる。
また、新潟市中央区では信濃川沿いに放送局が立ち並んでいる。
- テレビ放送
県内にはNHKの新潟放送局が置かれているほか、民放では日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日の4大キー局の各系列局がある。県民の地デジ対応が早く、2010年11月の調査では全国トップの95.1%だった[32]。
県内テレビ局・県域FM局の親局及びFM補完中継局のメイン局はいずれも弥彦山に設置されている。
- NHK新潟放送局
- 新潟放送(BSNテレビ:JNN系列 )
- NST新潟総合テレビ[注 5](NST: FNN・FNS系列)
- テレビ新潟放送網(TeNY: NNN・NNS系列)
- 新潟テレビ21(UX: ANN系列)
- "テレビ局舎外観"
- ラジオ放送
AM放送ではBSNラジオ、FMラジオではJFN系列のFM-NIIGATAが県内全域をカバー。県土が広くて拠点都市が多いこともあるが、モータリゼーションが発達しているため、ラジオ(FM・コミュニティFM・AM)による訴求能力がテレビ並みに高いと言われている。
また、五大都市圏以外では初となる独立ラジオ局で平成新局の新潟県民エフエム放送(FM PORT)が存在したが経営難により2020年6月30日を以って閉局した。
- コミュニティFM
- 下越地方
- FM KENTO - 新潟市中央区 全て自社制作番組
- RADIO CHAT - 新潟市秋葉区 ミュージックバードを配信
- ぽかぽかラジオ - 新潟市西蒲区 全て自社制作番組
- RADIO AGATT - 新発田市 ミュージックバードを配信
- 中越地方
- FMながおか - 長岡市 J-WAVEを配信
- ラヂオは~と - 燕市(送信所は三条市にあり両市をカバー) J-WAVEを配信
- FMゆきぐに - 南魚沼市 ミュージックバードを配信
- FMとおかまち - 十日町市 ミュージックバードを配信
- FMピッカラ - 柏崎市 ミュージックバードを配信
- FMうおぬま - 魚沼市 J-WAVEを配信
- 上越地方
- 下記2局はいずれも上越ケーブルビジョンが運営。全国のコミュニティFMで唯一、一社二波放送を実施している。
- エフエム上越 FM-J - 上越市 ミュージックバードを配信
- FMみょうこう - 妙高市 ミュージックバードを配信
- 下記2局はいずれも上越ケーブルビジョンが運営。全国のコミュニティFMで唯一、一社二波放送を実施している。
交通編集
空路編集
鉄道編集
- 新潟県はいわゆる日本海縦貫線が通り、京阪神や首都圏と北奥羽や北海道を結ぶ貨物列車等が多く運行され、日本海側の交通の大動脈となっている。
- 新潟駅で上越新幹線と接続する特急「いなほ」が、長岡駅で上越新幹線と、上越妙高駅で北陸新幹線と接続する特急「しらゆき」が運行されている。
- 普通列車の本数は新潟駅からごく近郊の区間[注 6] は日中毎時3本(概ね20分毎)だが、その他の大半は日中毎時1本以下である。
- JRの路線では東日本と西日本の2社が乗り入れているが、この2社のみの乗り入れ地域は新潟県のみである。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- えちごトキめき鉄道(トキ鉄)
航路編集
道路編集
- 高速道路
自動車登録番号編集
- 自動車のナンバープレート
- 新潟ナンバー(国土交通省北陸信越運輸局 新潟運輸支局) - 下越地方、佐渡地方、中越地方の一部(三条市・加茂市・南蒲原郡田上町)
- 長岡ナンバー(国土交通省北陸信越運輸局 長岡自動車検査登録事務所) - 中越地方の一部(三条市・加茂市・南蒲原郡田上町を除く)
- 上越ナンバー(ご当地ナンバー) (国土交通省北陸信越運輸局 長岡自動車検査登録事務所) - 上越地方
- その他
- 県内高速バスのネットワークが発達していることが特徴的である。
住宅編集
新潟県には多くの都市で雁木通りの街並みが残っている。
文化・スポーツ編集
方言編集
新潟県は地域によって方言の違いが大きく、阿賀北地域の方言は東北方言の一種である北奥羽方言、佐渡島の方言は北陸方言、それ以外の地域は東海東山方言の一種である越後方言に分類される(東条操による分類)。
食文化編集
- 郷土料理
- 食文化
- 魚沼産コシヒカリ・岩船産コシヒカリ・醤油だれカツ丼(タレカツ)・洋風カツ丼・醤油赤飯・のっぺ・わっぱ飯・ひこぜん・イタリアン・笹団子・ぽっぽ焼き(蒸気パン)・もも太郎(氷菓)・へぎそば・新潟五大ラーメン・栃尾の油揚げ・ヤスダヨーグルト・かんずり・かきのもと(食用菊)
- 東西両方の食文化が存在し、佐渡島など西日本の鰤文化圏の性質が強い地域がある一方で、下越地方・中越地方など東日本の鮭文化圏の性質が強い地域もある[33]。
- うどんのだしといなり寿司は関東風、桜餅は関東風と関西風の両様である。
- きんぴらごぼうを入れた、「きんぴら団子」がある(『あいもん団子』ともいう)。さらに、きんぴらごぼうは蕎麦の薬味でもある。
伝統工芸編集
- 塩沢紬(織物、1975年)
- 本塩沢(織物、1976年)
- 小千谷縮(織物、1975年)(ユネスコ無形文化遺産)
- 小千谷紬(織物、1975年)
- 十日町絣(織物、1982年)
- 十日町明石ちぢみ(織物、1982年)
- 羽越しな布(織物、2005年)
- 村上木彫堆朱(漆器、1976年)
- 新潟漆器(漆器、2003年)
- 加茂桐箪笥(木工品、1976年)
- 燕鎚起銅器(金工品、1981年)
- 越後与板打刃物(金工品、1986年)
- 越後三条打刃物(金工品、2009年)
- 新潟・白根仏壇(仏壇・仏具、1980年)
- 長岡仏壇(仏壇・仏具、1980年)
- 三条仏壇(仏壇・仏具、1980年)
- 伝統工芸品
文化財編集
- 宿根木(佐渡市)
- 佐渡相川の鉱山及び鉱山町の文化的景観
- 佐渡西三川の砂金山由来の農山村景観
発祥地編集
- 日本のフリスビードッグ発祥の地(新潟市)
- 道の駅第1号(道の駅豊栄 / 新潟市旧豊栄市)
- 日本スキー発祥の地(上越市)
- 消雪パイプ発祥の地(長岡市)
- 柿の種(米菓)発祥の地(長岡市)
- 日本初のドライブスルー設置店(フレンド喜多町店 / 長岡市)
- ル レクチエ発祥の地(新潟市旧白根市)
- 日本のワイン発祥の地(岩の原葡萄園 / 上越市)
- 日本の郵便の父生誕の地(前島密記念館 / 上越市)
- 地ビール全国1号(エチゴビール / 新潟市旧巻町)
その他編集
- 2003年に地元ネギPRのため結成したNegiccoは、「ご当地アイドルの先駆者」として知られる[34]。2019年にはリーダーのNao☆が“結婚しても活動を続ける女性アイドル”の先がけにもなった[35]。
- 神社の数が約5,000社で全国1位である(2位は兵庫県の約4,000社)。
- かつて越後柴という地犬がいたがすでに絶滅している。
スポーツ編集
- アルビレックス新潟(サッカー・Jリーグ)
- アルビレックス新潟レディース(サッカー・WEリーグ)
- グランセナ新潟FC(サッカー・北信越フットボールリーグ)
- JAPANサッカーカレッジ(サッカー・北信越フットボールリーグ)
- 上越マリンブリーズ(ビーチバレー)
- チームアルビレックス新潟(スキー)
- 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(野球・BCリーグ)
- 新潟アルビレックスBB(バスケットボール・BリーグB1)
- 新潟アルビレックスBBラビッツ(バスケットボール・Wリーグ)
- 新潟アルビレックスランニングクラブ(陸上)
- バイタルネット硬式野球部(社会人野球)
- Befcoビービースターズ(女子バレーボール・V.チャレンジリーグ)
観光編集
対外関係編集
姉妹自治体・提携自治体編集
- 姉妹都市
- 友好自治体
新潟県を舞台とした作品編集
映画・ドラマ編集
- 愛してよ
- 頭文字D
- こいまち(第4話新潟・十日町編)
- 高校教師
- こころ
- ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
- ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(後半)
- ストロボ・エッジ
- 聖者の行進(中盤)
- 太陽に突っ走れ
- 突入せよ! あさま山荘事件(2002年・上越市板倉区で撮影)
- 新幹線をつくった男たち(2004年・テレビ東京開局40周年記念ドラマ/上越市板倉区で撮影)
- チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜(主な場面は新潟市で撮影)
- 天地人
- 天と地と
- 夏子の酒
- はみだし刑事情熱系
- ひとつ屋根の下
- 風林火山
- ホワイトアウト
- マリと子犬の物語
- めぐみ 引き裂かれた家族の30年
- もしも、学校が・・・!?(1985年、TBS系列) - 主人公と先生が新潟出身で方言
- モノクロームの少女
- 3年B組金八先生(2011年3月26日放送。TBS系列、最終回で新発田市)
- blue
- 交渉人〜THE NEGOTIATOR〜(第1シリーズ・2008年、最終話を阿賀町で撮影)
- 名探偵コナン 沈黙の15分
- 飛べ!ダコタ(2013年・太平洋戦争終戦後の佐渡島が舞台)
小説
- 雪国
- 沈める滝
- 峠
- 上越新幹線殺人事件
- 越後湯沢殺人事件
- 十津川警部 雪と戦う
- 「雪国」殺人事件
- Deep Love第二部〜ホスト
- 米百俵
- 藏 - 後に映像作品化
- 越佐大橋シリーズ
- 花鳥風月シリーズ
- ノーブルチルドレンシリーズ
- INNOCENT DESPERADO
ゲーム
新潟県出身の人物編集
「潟」の字について編集
言語 | 表記 | 発音 | 備考 |
---|---|---|---|
日本語
|
新潟
|
にいがた [ɲ̟iːɡa̠ta̠] (にーがた) |
正字
|
新泻 | 略字 | ||
新澙 | 異体字の例の1つ | ||
中国語
|
新泻 |
Xīnxiè (シンシエ) |
簡体字(普通話他)
|
新瀉 |
繁体字(台湾国語他)
| ||
新潟 |
Xīnxì (シンシー) |
(新潟県庁推奨)
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本県を指す漢字表記は複数存在するが、日本語においてはいずれの字体であっても「にいがた、[ɲ̟iːɡa̠ta̠][注 7] にーがた」と読む。中でも正字とされる「潟」を用いた「新潟」が最も一般的な表記である。
他に、さんずいに写と書く「泻」を用いて「新泻」と書く場合がある。かつて「泻」は節用集にも登録されるほど一般的に認知された文字であり[37][38]、江戸時代の板本(印刷本)おいて、松尾芭蕉『おくのほそ道』および上田秋成『雨月物語』では「象泻」(現・秋田県にかほ市の象潟)との表記が見られ[39]、鈴木牧之『北越雪譜』では「新泻」や「鎧泻」といった現在の本県における地名においても「泻」の使用が認められる[40]。これら印刷本の流通により、全国で「潟」と略字とされる「泻」は同列視されていたとみられる[39](「潟」には複数の異体字がある[40])。
明治に入ると活版印刷が出版物の主流となるが、終戦までに販売された明朝体の活字を調べると、正字とされる「潟」のみが販売され、略字とされる「泻」は販売されなかった[39]。すなわち明治以降、「泻」の字は印刷物から一掃されるが、新潟・象潟・八郎潟[37]、あるいは島根県の白潟天満宮[41] など、「潟」の字を日常的に使用するエリアにおいて「泻」は活字以外で生き残り、方言字化していった。新潟県では道路標識などでも「新泻」が使用されていたが、1981年(昭和56年)に「潟」の字が常用漢字に採用されると「新泻」との表記は衰微していった[39][42]。
中国語においては、簡体字で「新泻」[43]、繁体字で「新瀉」[44] と表記する例が見られる。これらは北京語で拼音: (シンシエ)と発音する。2007年(平成19年)6月28日の新潟県議会6月定例会総務文教委員会において、中国語における泻(瀉)の字義と潟のそれが異なることを理由に、これらの中国語表記を問題視する質問があった[45]。同年8月1日、新潟県庁は公式サイト上で中国語での「新潟」(拼音: [46] シンシー)の表記の使用を県庁内および県関連機関に要請した(日本語において「新泻」の使用を止めて「新潟」を使用するよう要請したものではない)[46]。
脚注編集
注釈編集
- ^ 寺泊は2000年 - 2020年、松浜は2003年 - 2020年
- ^ 新聞、テレビ、県広報バックナンバーなど、現在に至るまで4つの区分で表記されて来ているが、1970年代前半に新潟県内の小学校社会科参考資料として使用されたこともある(県内全ての学校ではない)新潟県教育委員会編纂「私たちの新潟県」で佐渡地方を下越地方に含めるとする見解が示されたことも一時期あった。
- ^ 後述の広域市町村圏とは燕市・弥彦村など一部が異なる。
- ^ 宗教的要因もあり仏教(浄土真宗)への信仰が篤かった新潟県越後地域は間引きや身売りが少なかったのが人口が多かった要因であった。
- ^ 開局から2019年9月までの社名は株式会社新潟総合テレビ。
- ^ 新潟駅 - 新津駅・内野駅・豊栄駅
- ^ a b 語頭の「に」が国際音声記号では [ɲi] で示され硬口蓋鼻音が用いられていることになっているが、実際は口蓋化した歯茎鼻音の [nʲi] であるとも。
出典編集
- ^ “錦鯉を「県の鑑賞魚」に指定します”. 新潟県広報広聴課 (2017年3月29日). 2019年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月9日閲覧。
- ^ “コトバンク(日本大百科全書(ニッポニカ)、ブリタニカ国際大百科事典、百科事典マイペディア ほか)「中部地方」”. 小学館、ブリタニカ・ジャパン、平凡社 ほか. 2021年10月15日閲覧。
- ^ “コトバンク(日本大百科全書(ニッポニカ)、ブリタニカ国際大百科事典、精選版 日本国語大辞典 ほか)「北陸地方」”. 小学館、ブリタニカ・ジャパン、小学館 ほか. 2021年10月15日閲覧。
- ^ “コトバンク(日本大百科全書(ニッポニカ))「甲信越地方」”. 小学館. 2021年10月15日閲覧。
- ^ 第129回 新潟県統計年鑑 2018 (第1章 県土・気象) p.2 - 新潟県
- ^ “新潟県の雪情報 降積雪資料”. 新潟県. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “積雪世界一 8m18cm! 上越市板倉区柄山の春”. 上越タウンジャーナル. (2010年3月1日)
- ^ 気象庁データは「気象庁 過去の気象データ検索」(2021年2月7日閲覧)、県データは「新潟県の雪情報 降積雪資料 - 新潟県」(2021年2月7日閲覧)をそれぞれ参照した。
- ^ a b “リンク集:県内市町村”. 新潟県総務管理部 情報政策課. 2020年2月22日閲覧。
- ^ “気象警報・注意報や天気予報の発表区域:新潟県”. 気象庁. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “Ⅲ その他の広域行政制度 連携中枢都市圏・定住自立圏等”. 広域行政事務の手引. 新潟県総務管理部 市町村課. 2020年2月22日閲覧。
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- ^ “ご当地アイドルの先駆者”Negicco・Nao☆が入籍を発表!憧れだったPerfumeの現場が“出会いの場”に!! - ザ・テレビジョン 2019年2月26日
- ^ Negicco・Nao☆の結婚発表はなぜ批判されない?アイドル界で何が起きているのか - ガジェット通信 2019年2月26日
- ^ TVアニメ「魔法少女育成計画」の舞台は上越市⁉
- ^ a b 漢字の現在 第223回 「潟」の略字の広がりと消失(三省堂ワードワイズ・ウェブ 2012年9月25日)
- ^ 漢字の現在 第224回 新潟の「頚城」と「頚椎」(三省堂ワードワイズ・ウェブ 2012年9月28日)
- ^ a b c d 文字さんぽ 『方言文字「泻」のゆくえ』(国立国語研究所「国語研の窓」第32号 2007年7月1日発行)
- ^ a b 日本の漢字(笹原宏之 著、岩波新書 2006年1月20日発行)p.62およびp.161
- ^ 漢字の現在 第51回 島根の「腐」らない「とうふ」(三省堂ワードワイズ・ウェブ 2009年11月12日)
- ^ “「新潟=新(さんずい+写)」は本当なの?”. 新潟日報 (2006年8月4日). 2009年3月31日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 视频:日本新泻火灾烧毁140栋房屋(BBC中文网 2016年12月22日)
- ^ 視頻:日本新瀉火災燒燬140棟房屋(BBC中文網 2016年12月22日)
- ^ 平成19年 6月定例会 総務文教委員会 平成19年6月28日(新潟県議会 会議録検索)
- ^ a b ●中国語における「新潟」の表記について(平成19年8月1日)(新潟県)
関連文献編集
関連項目編集
外部リンク編集
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