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周期表 - Wikipedia

周期

元素周期沿っ配列

周期しゅうきひょう: periodic table物質構成する基本単位ある元素それぞれ持つ物理または化学性質もの同士並ぶよう決められ規則周期に従って配列ある周期元素周期など呼ばれる

周期201806時点
ドミトリ・メンデレーエフ

解説編集

周期原則左上から原子番号並ぶよう作成いる[1]周期元素その原子電子配置に従って並べられ性質元素規則出現する[2]

同様主旨作成先駆存在する一般周期1869ロシア化学ドミトリ・メンデレーエフによって提案[3]原子並べ元素ある周回傾向近似性質示す周期特徴例証始まる見なさいるこの形式元素発見理論構築など元素に対する知見積み重なるとともに改良現在元素ふるまい説明する洗練なっいる[4]

周期錬金術化学物理学者その他科学など無数たちによる集大成ある元素性質簡潔かつ完成高く示し周期化学バイブル呼ばれる[5]現在周期化学あらゆる分野反応分類体系および比較行うため枠組み与えるものとして汎用用いられいるそして化学だけなく物理生物化学工学中心工学全体多く法則示すとして用いられる

周期編集

   
18
 
0
 
1
  0
n
 
1
1
H
2   13 14 15 16 17 2
He
 
2
3
Li
4
Be
  5
B
6
C
7
N
8
O
9
F
10
Ne
 
3
11
Na
12
Mg
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
Al
14
Si
15
P
16
S
17
Cl
18
Ar
 
4
19
K
20
Ca
21
Sc
22
Ti
23
V
24
Cr
25
Mn
26
Fe
27
Co
28
Ni
29
Cu
30
Zn
31
Ga
32
Ge
33
As
34
Se
35
Br
36
Kr
 
5
37
Rb
38
Sr
39
Y
40
Zr
41
Nb
42
Mo
43
Tc
44
Ru
45
Rh
46
Pd
47
Ag
48
Cd
49
In
50
Sn
51
Sb
52
Te
53
I
54
Xe
 
6
55
Cs
56
Ba
*1 72
Hf
73
Ta
74
W
75
Re
76
Os
77
Ir
78
Pt
79
Au
80
Hg
81
Tl
82
Pb
83
Bi
84
Po
85
At
86
Rn
 
7
87
Fr
88
Ra
*2 104
Rf
105
Db
106
Sg
107
Bh
108
Hs
109
Mt
110
Ds
111
Rg
112
Cn
113
Nh
114
Fl
115
Mc
116
Lv
117
Ts
118
Og
 
8
119
Uue
120
Ubn
*3 154
Upq
155
Upp
156
Uph
157
Ups
158
Upo
159
Upe
160
Uhn
161
Uhu
162
Uhb
163
Uht
164
Uhq
165
Uhp
166
Uhh
167
Uhs
168
Uho
 
9
169
Uhe
170
Usn
*5
 
 
6
*1 ランタノイド 57
La
58
Ce
59
Pr
60
Nd
61
Pm
62
Sm
63
Eu
64
Gd
65
Tb
66
Dy
67
Ho
68
Er
69
Tm
70
Yb
71
Lu
 
7
*2 アクチノイド 89
Ac
90
Th
91
Pa
92
U
93
Np
94
Pu
95
Am
96
Cm
97
Bk
98
Cf
99
Es
100
Fm
101
Md
102
No
103
Lr
 
8
*4 アクチノイド 139
Ute
140
Uqn
141
Uqu
142
Uqb
143
Uqt
144
Uqq
145
Uqp
146
Uqh
147
Uqs
148
Uqo
149
Uqe
150
Upn
151
Upu
152
Upb
153
Upt
 
 
8
*3 アクチノイド 121
Ubu
122
Ubb
123
Ubt
124
Ubq
125
Ubp
126
Ubh
127
Ubs
128
Ubo
129
Ube
130
Utn
131
Utu
132
Utb
133
Utt
134
Utq
135
Utp
136
Uth
137
Uts
138
Uto
*4
 
9
*5 アクチノイド 171
Usu
172
Usb
173
Ust
[t 1]
1 25°C固体   金属元素   アルカリ金属
1 25°C液体   金属元素   アルカリ金属
1 25°C気体   非金属元素   ハロゲン
1 不明   不明   ガス
1 50°C液体   人工元素   遷移金属
    卑金属元素   ランタノイド
    アクチノイド

脚注

  1. ^ 陽子1731s軌道電子束縛エネルギー電子-陽電子生成必要エネルギー等しくなり内部自然発生する可能あるその場合陽子174以上現在知らいるよう電子構成ここ示し電子配置実在ないことなる
現時点命名いるもっとも原子番号大きい元素オガネソン電子配置

周期配列原子中心位置する保持する陽子個数基づい付けられる原子番号並べられる陽子1ある水素から始まり1マス進むごと陽子1多い元素記号示しながら並べる周期沿っ改行23順次追加ゆくそのためからまた上から行くにつれて原子番号大きな元素並ぶ[1]

しかし周期長方形なく中央谷間あるおおまか凹型いる[6]これ周期示す元素近似性質必ずしも同じ原子番号整数現れない現象反映いるためある周期において右端ある原子番号2ヘリウム近い性質持つ元素仲間という次に現れる元素原子番号10ネオンありそのアルゴン元素番号18なるここまで原子番号差分いずれ8続く仲間クリプトン36キセノン54増分18増える示さ一般レイアウト周期この18一巡ガス改行する法則採り方向まとまる元素1 - 18という名称設定するこのためヘリウムネオンある途中空白生じ結果として周期凹型なる

ところがガスにおいてキセノン続く元素ラドン86あり差分32増えるこれ1元素1マス使い表示拡張周期という形式ある一般レイアウト原子番号57-71までランタノイド89-103までアクチノイドとして纏め切り離し欄外表示する[1]結果この周期187欄外2枠組み構成れるこの形式スイスアルフレッド・ベルナー1905提唱もの現在でも国際標準なっいる[7]

周期118元素表示おりこれらすべて正式元素つけられいるただし原子番号82まで安定元素ある(原子番号83ビスマス同位全て放射判明)[8]

元素特徴つくりだす電子編集

元素電子配置
  電子
K L M
3s+3p
M
3d
N
4S
K カリウム 2 8 8 0 1
Ca カルシウム 2
Sc スカンジウム 1
Ti チタン 2
V バナジウム 3
Cr クロム 5 1
Mn マンガン 2
Fe 6
Co コバルト 7
Ni ニッケル 8
Cu 10 1
Zn 亜鉛 2

原子陽子原子番号同じ電子ありそれ陽子まわり電子呼ばれる形成存在することこの複数あり電子基本内側から順番埋まっゆくことそして最も外側ある電子電子化学反応など変化においてやりとりやすく[6]その個数元素性質決める要因ということ分かっ[9]

ところが単純電子内側から埋めゆく法則アルゴン原子番号18までしか当てはまらない現在ところ電子複数定められおり内側からKLMNOPQ名称続いつけられいる[10]それぞれ収まる電子最大決まっおりK=2L=8M=18N=32O=50あるさらにこれ構成原理aufbau principle基づくエネルギーによって電子順に埋まる電子軌道subshells分けられるK2電子入る1s軌道L2電子入る2s軌道6電子入る2p軌道以下M3s軌道=23p軌道=63d軌道=10N4s=24p=64d=104f=14O5s=25p=65d=105f=14P6s=26p=6Q7s=2なっいるこのうち4周において4s軌道3d軌道より電子満たされる傾向ある[10]そのためカリウム19からニッケル28までM空席ある状態N4s軌道電子配置これとして元素性質形作るそして周期へこん中央あるこの元素方向近似傾向備えこれら該当する311遷移元素呼ばこのよう特性4周以降長周呼ばれる部分現れる[10]未だ電子存在解明なかっ時代メンデレーエフこの元素一群どう解釈べき非常痛めという[11]このよう現象起こる理由について現在M電子同士電荷反発するため起こる説明いる[6]

分類編集

編集

groupまたはfamily周期における方向集合あるこの元素分類する最も重要方法考えられいるいくつ当る元素特性非常似かよっおり原子多くなる方向明らか傾向られるこの名称つけられいるそれらアルカリ金属alkali metalsアルカリ金属alkaline earth metalsニクトゲンpnictogensカルコゲンchalcogensハロゲンhalogensガスnoble gases統一あまり無い14元素など周期におけるその他垂直方向近似あまりられ基本数字表されること多い

現代量子力学理論要請する原子構造持つ傾向説明それ特性ごと分ける最も重要要素影響与える原子において電子配置同一ある原子同じ含まれる同じ元素グループ原子半径イオン化エネルギー電気陰性傾向近似られるから行くにつれ全体エネルギー高くなるため原子電子原子核から遠くなっゆき元素原子半径大きくなる原子全体電子捕まえる強くなるため行くほどイオン化エネルギー小さくなり同様原子核原子電子距離長くなるにつれ電気陰性低くなる[12]

周期編集

原子番号イオン化エネルギーグラフそれぞれ周期においてアルカリ金属最も低くガス最も高くなる[12]

周期period周期おける方向集合ある基本元素特性示される似かよっ無い例外箇所あるこれ遷移金属特にランタノイドアクチノイドにおいて水平方向近似持つ特徴相当するこの周期電子内側から番目ある表しいる[6]

同じ周期ある元素原子半径イオン化エネルギー電子親和力電気陰性パターン傾向示すから行くにつれ一般原子半径小さくなるこれ元素含まれる陽子段々増えるためそれ応じ電子原子核ひきつけられるためあるこれ伴っイオン化エネルギー大きくなりガス最大なる[12]原子半径小さくなる全体捉える強まり電子引き剥がすため必要エネルギー大きくなる電気陰性同じくによる電子牽引増すため大きくなる電子親和力周期による変化傾向わずかある周期左側ある金属元素一般ガス除い右側非金属元素より電子親和力低い[12]

ブロック編集

この周期における元素ブロック示す

電子元素特徴大きな影響与える考慮周期領域分ける分類ありこれブロックperiodic table blockまたは単にblock呼ば最後電子存在する位置応じ名称つけられるsブロック元素アルカリ金属アルカリ金属ふたつ水素ヘリウム加わるブロックあるpブロック元素残り61318元素該当金属ここ含まれるdブロック元素3-12元素当る遷移金属包括する通常周期欄外置かれるランタノイドアクチノイドfブロック元素なる

その他編集

元素集合分類周期縦横またはブロック示しにくい場合ある金属金属元素非金属元素区分暗示しか表現ない階段斜め区別いるその右側非金属元素左側金属元素あり金属挟まいる金属持つ典型特徴ある電子放出やすい性質周期左下強くなる[13]

また単体常温圧下取る物質状態固体液体気体ブロック表しにくい全体傾向水素ヘリウム付近窒素から塩素からおよびガス気体あり例外液体なる臭素水銀除い元素固体あるこのよう分類マス文字などそれぞれ周期工夫こらし表現示される場合ある[7]

歴史編集

ベギエ・ド・シャンクルトワらせん概略

先駆周期考察編集

18世紀後半から19世紀前半にかけて化学発展伴い元素数多く発見1789アントワーヌ・ラヴォアジエ作成リスト33元素記載1830までその55まで増えそれとともに化学漠然と不安持ち上がっ元素一体種類あるそしてこの増えるばかり元素何かしら法則隠さないだろという疑念ある[14]1829ドイツヨハン・デーベライナー1826発見臭素反応における性質そして原子塩素およびヨウ中間あること気づい同様組み合わせ無い研究ところカルシウム-ストロンチウム-バリウム硫黄-セレン-テルル同じよう性質近似あること見つけデーベライナーこの組み合わせ三つ組元素名付け[14][15]しか当時知ら元素うちこれ当てはまるもの16過ぎ多く化学単なる偶然片付け当時原子分子そして化学明確区別おら混同多かっ[14]

1862フランス鉱物学者ベギエ・ド・シャンクルトワらせんという発表円筒元素螺旋並べる垂直方向性質近似元素並ぶ唱え[16]しかし数学における錬金術という方法これ説明的確添付なかっため科学理解なかっ1864イギリスジョンニューランズ当時知ら元素並べる最初水素8番フッ素性質おり以下2番リチウム9番ナトリウム同じ傾向ありこれ7番酸素14番硫黄まで同様られること音楽音階なぞらえオクターブ法則名付け発表[16][17][18]ただしこれさらに大きな元素当てはまらなかっため賛同られ[15]かえってでは元素記号アルファベット並べたらどうなる嘲笑なっ[19]1864ドイツロータル・マイヤー既知49種元素原子原子体積着目[16]16わけ周期考案これ電子同じ元素近似性質持つこと表し[20][21]

メンデレーエフ周期編集

メンデレーエフ1869最初作成周期

ドイツアウグスト・ケクレ原子分子など概念まだしっかりないこと問題1860カールスルーエ元素質量測定テーマ史上国際化学会議開催[14]この会議出席ロシア教師あり化学あっメンデレーエフそこでイタリアスタニズラオ・カニッツァーロ唱え原子重視べきあるという主張[14]影響受け[22]

メンデレーエフロシア帰国ペテルブルク大学教授なり1896化学教科書執筆[22]発見済み63まで増え元素説明する方法悩ん自分好きカードゲームから発案元素書き込んカード原子並べ替えること繰り返すうちひとつ作り上げそれ原子重視かつ適切当てはめられる元素無い場所エカホウ素エカアルミニウムエカケイ素エカサンスクリット1意味[23]などつけ元素割り当て空けおくという工夫施しものだっ[16]この1870ドイツ科学雑誌発表[24]

メンデレーエフ周期1871上部水素化酸化あるよう化合重視この作成[25]

当初この価値認める学者ほとんどなかっ[24]しかマイヤーこれ注目原子考え方加え論文発表原子原子調べところリチウムナトリウムカリウム並ぶアルカリ金属該当する元素原子前後飛びぬけ高いこと示し[25]メンデレーエフマイヤー論文参照改良加え周期周期作成これローマ数字IからVIII分類施さうちIVII基本12および1317対応VIII遷移元素入れまたガス反映なかっそれぞれ2種類設け左右振り分け区分[25]

認められ周期編集

メンデレーエフ周期すぐ認められわけなかっしかし1875フランスポールボアボードラン元素ガリウム発見これ周期エカアルミニウム一致性質持つこと判明する周期注目浴びるようなっ[26]その後1879発見スカンジウムエカホウ素1886発見ゲルマニウムエカケイ素メンデレーエフ空白位置埋めるものということ判明周期による予想正し証明[24][26]これ伴っオクターブ法則ジョンニューランズ評価1887イギリス化学学会から授与[27]

しかし周期による予言収められないケースあっ1794スウェーデン小村イッテルビー発見鉱物から多く元素見つかっ1907までその14なっこれらいずれよく性質持っおり希土類元素呼ばメンデレーエフ周期当てはめよとしていずれ納まらないものあっ[28]この問題常に意識1920以降これら元素ランタノイドという概念まとめられ決着[29]

ガス反映編集

メンデレーエフ化合できすなわち原子重視周期作成ここ1894ジョンウィリアムストラットレイリーウィリアムラムゼー発見元素アルゴン立ちはだかっ怠け者意味する化合作らないアルゴンどのよう周期組み込むべき悩ましかし1898まで同様性質持つヘリウムネオンクリプトンキセノン相次い発見これら周期一種考えられるようなっ[30]

これら元素ガス呼ば原子示すゼロなる原子考えるアルゴンカリウムカルシウム入るべき原子見るイオウ塩素カリウムカルシウム2112なる重視塩素カリウム入れる21012なっためガス周期右端置かれるようなっ[28]

原子モデル構築編集

周期示される元素性質作り出す構造1913ニールス・ボーア提唱ボーア原子模型理論説明成さ[10]理論によって元素電子配置によって性質左右その軌道周期周期対応いること説明[10]

色々周期編集

実物周期国立科学博物館展示

周期表示れる情報編集

周期マス最低限元素記号原子番号記される大きな周期においてこれ加えさまざま情報追記ものある日本なら日本語名称というよう作成地域言語における元素原子電子さらに拡張もの電子配置利用など加えられることある

原子について元素多く同位元素持つこれら原子一定ないため表記する慣例半減最も長い同位括弧つき示す[31]なお原子絶対質量相対質量あり後者質量12炭素12C基準12置い設定れるこれ物理学会化学学会紆余曲折あり1820酸素基準16として設定1890年代なっ天然酸素実は3同位混合あること判明そこで物理厳密16O基準として定め化学従来通り酸素3天然同位混ざっ状態基準1960なり基準統一について検討なさ16O基準設定する化学原子分子数字従来から0.027%変化しまうので天然同位存在割合比較的少ない12C新しい基準採用すること基準変更による数値変化0.0043%収め[32]

水素位置編集

現在一般周期水素最も左上場所あるしかしこれ適切ないという意見過去IUPAC雑誌にて提唱現状水素一つ電子持つ1位置あるリチウム以下このアルカリ金属指しおり金属ない水素ここある矛盾指摘また電子この場合1p軌道満たされる状態からひとつ電子少ない捉えるフッ素以下17ハロゲン仲間考えること可能あり実際水素アルカリ金属性質ハロゲン性質併せ持つIUPAC水素位置左上置くする見解示しいるアメリカ学会などこれら考慮水素1周中央部分置い周期掲載書籍発行いる[33]また周期によって17フッ素水素ため別枠設けヘリウム併記する方法とっ存在する[34]

またヘリウム電子2あること重視2ベリリウム置くべきという主張あるしかしヘリウムガス性質持つため右端置く現状最適という考え一般ある[33]

立体周期編集

平面周期118大きく断絶いるよう見える本来この2原子番号隣り合っいる通り連続示されるべきものある一般周期いわば螺旋連なるべきもの無理平面表示いる京都大教授前野円筒示すエレメンタッチ考案立体周期示し[35]

欄外置かランタノイドアクチノイド取り込ん立体周期化学ポールジゲール提案平面周期立て貼り付けランタノイドアクチノイド部分直角差し込んもの将来119番以降元素発見設ける必要生じる欄外取り込むことできる[35]

カナダ化学フェルナンドデュフォー取り付け複数透明プレート原子配列プレート同一周期示しながらから見下ろし元素表示重なっ見えること周期表す立体周期提案これ中心それぞれ方向近似する性質持つ元素集団見通せそれ規則増加する周期それぞれ性質把握やすいなっいる[35]

電子軌道による周期編集

電子軌道分類する周期ある分類通り

電子軌道周期
周期 または元素 軌道
1 118 1s
2 12 2s
13-18 2p
3 12 3s
13-18 3p
4 12 4s
3-12 3d
13-18 4p
5 12 5s
3-12 4d
13-18 5p
6 12 6s
ランタノイド元素 4f
3-12 5d
13-18 6p
7 12 7s
アクチノイド元素 5f
3-12トリウム 6d
13-18 7p

様々周期編集

表記について編集

1960年代後半から1970年代前半まで理科教育現場1980年代まで周期用語使わそれ以降周期という表記いる周期誤っ用法指摘ある[38][39]古い用語教育受け使い続けいる[40]現実ある指摘いる[38]

脚注編集

[脚注使い方]
  1. ^ a b c 第11章 原子核物理学を築いた女性たち元素周期表人物で語る物理入門岩波新書2006年第1刷112-116頁ISBN 4-00-430981-6
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  3. ^ Andrews, Julian E.; Brimblecombe, Peter; Jickells, Tim D.; Liss, Peter. S.; Reid, Brian J.; 渡辺 (2005), 地球環境化学入門, シュプリンガー・ジャパン, pp. 16, ISBN 9784431711117 
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  9. ^ ニュートン別冊2010pp.34-35メンデレーエフ正し原子構造証明
  10. ^ a b c d e 竹内1996pp.76-835.1周
  11. ^ ニュートン別冊2010pp.36-37メンデレーエフ最後まで悩ま元素一群
  12. ^ a b c d 竹内1996pp.83-915.2単体性質周期
  13. ^ 大川2002pp.52-551.9 イオン
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  37. ^ Reriodic Law can be understood in terms of the Tetrahedral Sphere Packing (英語). perfectperiodictable.com. 2011年1月4日
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参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集