タップハイライトの実績
読書法としては無名なタップハイライトですが、その原型となった技術があります。
多色ハイライトです。
単色ハイライト
ハイライトとはマーカーみたいなものです。
Webページ内で単語検索するとでてくるあれです(下画像)
エアバスという単語をハイライトしています。ハイライトを使うと、どの単語がどの場所にあるかがわかります。
多色ハイライト
特許業界では1色にとどまらず、何色も使います。下の画像は電気自動車関係の特許の文章です。
まずは白黒の方をじっくり読んでみてください。
白黒だと結構きついと思います。実際は特許関係者は以下のように色を付けて読んでいます。
読み比べてみてください。
「電気自動車」「充電スタンド」「交通ナビゲーション」「その他(ハイライトなし)」との関係を落ち着いて観察可能になります。
まとめ
このように、特許業界では多色ハイライトを使うことで文章を楽に読んでいます。
人によっては一日に先程の文章の数10倍くらいの量は読んでいると思います。
私もその業界で働いているとき、忙しいときはそれくらい読んでいました。
これだけ読みやすくなるなら、特許以外の文章でも読みやすくなるのでは?
試してみたい、と思ったわけです。ブラウザ拡張(タップハイライト拡張)でいろいろ試した結果、
「難しい文章」ほど多色ハイライトが有効に働くことが分かってきました。
次回以降、そのあたりを説明します。
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